戦後の日本人の歴史認識を問う

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タイトル
日本近代史の総括
サブタイトル
日本人とユダヤ人、民族の地政学と精神分析
著者・編者・訳者
湯浅赳男著
発行年月日
2000年 7月 31日
定価
3,024円
ISBN
ISBN4-7948-0493-8 
判型
四六判上製
頁数
304ページ

著者・編者・訳者紹介

著者-湯浅赳男(ゆあさ・たけお)/1930年山口県岩国市生まれ。1953年東京大学文学部仏文科卒業。約9年間のサラリーマン生活ののち大学院に帰り、東京大学大学院経済学研究科MC修了。新潟大学名誉教授。 現在、常磐大学コミュニティ振興学部教授。比較文明史、環境経済学、経済人類学、コミュニティ論など多様な分野に関心を持ち、既成の学問領域にとらわれない創造的な研究・著述活動を行っている。著書に『世界史の想像力』(1996)『環境と文明』(1993)『日本を開く歴史学的想像力』(1996)『文明の「血液」』(1998)『文明の人口史』(1999すべて新評論刊。)など多数。

内 容

 日本近代史の最大かつ中心のテ−マは、もちろん第二次世界大戦である。しかし、驚くべきことは、この戦争の総括がまだまともになされてはいないことである。
 これに気付いている歴史家はかなりおられると思うけれども、日本近代史にはタブ−が多すぎる。しかも、いわゆる実証史学では全体のダイナミックスをつかみ難いので、放置されているのだろう。一国史はその国のダイナミックスを明らかにするものである。それ故にこそ、国の運命に関心を持つ人はその歴史を学ぶのである。にもかかわらず、与えられるものが過去の事件の単なる事実関係とそれに対する国際的な評価だけだったら、その事件がきわめて深刻な意味を持つだけに、失望せざるをえないだろう。
 本書では、日本を理解するには前近代におけるこの国の東アジアにおける地政学的位置と近代においてこの国が米国の最後のフロンティアに位置していることの意味をつかまなければならないと主張している。

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