1日平均54人もが自殺している現代、「命の門番」となる心構えが万人に求められている! 各地の活動家の魂の声。

978-4-7948-1256-8

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1日平均54人もが自殺している現代、「命の門番」となる心構えが万人に求められている! 各地の活動家の魂の声。

関連ワード
自殺者を減らす! ゲートキーパーとしての生き方
タイトル
サブタイトル
ゲートキーパーとしての生き方
著者・編者・訳者
波名城翔著
発行年月日
2024年 1月 24日
定価
2,420円
ISBN
ISBN978-4-7948-1256-8 C0036
判型
四六判並製
頁数
232ページ

著者・編者・訳者紹介

著者 波名城翔(はなしろ・しょう)
1983年生まれ、沖縄県宮古島出身。
障害、医療、行政機関を経て琉球大学人文社会学部専任講師。
精神保健福祉士/社会福祉士。
島嶼を専門に精神保健福祉、自殺対策等の研究に取り組む。
2018年度笹川科学研究奨励賞、第6回日本島嶼学会研究奨励賞受賞。

内容

日本では毎年約二万人の方が自殺で命を落としています。一日平均にすると五四人もの尊い命が失われている計算となります。精神保健福祉士としての勤務経験がある私は、苦しい現状に直面し、みずから命を絶とうと考えている人に思い留まって欲しいと思い、「ゲートキーパー(門番)」として取り組みを続けている方たちの想いや生き方を本として著すことにしました。
本書は、自殺ハイリスク地で活動を続ける方たち、自殺や悩みの相談を受ける宗教家の方たちを訪問し、「ゲートキーパー」としての取り組みや生き方について伺った内容を中心に構成したものです。青木ヶ原樹海(山梨県)のパトロール隊、三段壁(和歌山県)の「白浜レスキューネットワーク」代表の藤藪庸一氏、東尋坊(福井県)の「心に響く文集・編集局」代表の茂幸雄氏にインタビューを行っています。全国各地から訪れる、今まさに自殺を考えている人たちと日々対峙し、「死んだらいけない」、「死んだらあかん」と叫びながら死の淵から引き戻し、命を救っています。
宗教家では、創愛キリスト教(三重県)の宮崎聖牧師、白浜バプテスト教会(和歌山県)の藤藪庸一牧師(前述)、曹洞宗正山寺(東京)の住職であり、「自死・自殺に向き合う僧侶の会」の共同代表も務めている前田宥全住職にインタビューしています。彼らは、信者かどうかは問わず受け入れ、自殺を考えている相談者や、自殺してしまわれた方の遺族の苦悩と向き合っています。特に、亡くなった方の思いは計り知れないため、残された遺族の苦悩には耐え難いものがあります。
当たり前のことですが、一度死んでしまったら次はありません。我々には「死後の世界」をのぞく術はないのですから、命を絶って後悔したかどうかご本人に聞くことはできません。しかし、確実に言えるのは、残された遺族や仲間はきっと「あのとき話を聞いていれば……」と、後悔の念に苛まれるということです。
本書で紹介する自殺志願者と対峙している方々の「声」を知っていただき、「命」とは何かについて、ぜひ考えていただきたいと思います。自殺者をゼロにすることは難しいかも知れませんが、限りなくゼロに近づけるために、私たち一人ひとりが周りを意識するとともに、自分自身の命を大事にして欲しいと強く願います。
(はなしろ・しょう)

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