ブラック校則、世間知らずの教員、隠ぺい体質…学校のおかしさの本質に迫りつつ解決策を模索する、父=教員VS娘=実習生の対話

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ブラック校則、世間知らずの教員、隠ぺい体質…学校のおかしさの本質に迫りつつ解決策を模索する、父=教員VS娘=実習生の対話

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なんで学校は変なの? 教員の父に教育実習生の娘がストレートな質問!
タイトル
サブタイトル
教員の父に教育実習生の娘がストレートな質問!
著者・編者・訳者
津久井聖志著
発行年月日
2025年 5月 9日
定価
2,420円
ISBN
ISBN978-4-7948-1286-5 C0037
判型
四六判並製
頁数
208ページ

著者・編者・訳者紹介

著者 津久井聖志(つくい・きよし)
1965年生まれ。
中央大学文学部卒業。
私立高校で3年、公立高校で27年の教員生活を送ったのち、53歳で退職。
以後「学校を元気にする教育講演家」として、生徒、教員、保護者を対象に全国をめぐっている。

内容

 学校って、何か変だと思いませんか?
 「校則って意味不明じゃない?」、「世間知らずの先生が進路指導?」、「ダメな先生をなんとかして」、「学校はもう時代遅れ?」といった疑問を学校にぶつけるというのは難しいでしょうが、毎日、ストレートに、私に向かってぶつけてきたのが、教育実習で学校現場に飛びこんだ大学生(当時)の娘でした。そのときのやり取り、つまり娘が感じた「学校の変なところ」を、教員経験三〇年の父親にぶつけるという白熱した親子の対話、いや「バトル」の様子を紙上に再現したのが本書です。
 生徒や保護者が疑問に感じている校則をはじめとして、生活指導の不可解さに鋭く迫っていきます。父親である私は教育現場で経験してきた「現実」を語りますが、そのなかには、「校則のおかげで企業からの求人が増えた」とか「地毛証明書でトラブル減少」といった、一般には知られていない意外な事実まであります。
 だからといって、学校に対する保護者の不信感は拭えるわけではありません。その原因の一つでもある「ダメな教員」についても言及しますが、「その原因が校長にある」と聞いたら驚きませんか。また、「世間知らずな教員」への対応法や隠ぺい事例など、学校が抱えている課題にも切りこんでいきます。
 「また、学校批判か」と思わないでください。本書では、親子の会話を通して学校教育の問題点を直視しつつ、未来への希望を見いだす新たな視点を提供します。保護者はもちろん、子どもにかかわるすべての方、そして教員を目指している学生たちにぜひ読んでほしい一冊です。子どもたちの未来を守るために学校のリアルを知り、その解決策を一緒に探しましょう。実際、学校は大きく変わりはじめています。その最前線を知ると、きっと驚くはずです。
(つくい・きよし)

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