学び直しは、生き直し! NHK『クロ現』などで紹介され話題、課題集中校の元名物校長が「真の学び」を熱く語る教育改革論

978-4-7948-1236-0

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学び直しは、生き直し! NHK『クロ現』などで紹介され話題、課題集中校の元名物校長が「真の学び」を熱く語る教育改革論

関連ワード
さらば学力神話 ぼうず校長のシン教育改革
タイトル
サブタイトル
ぼうず校長のシン教育改革
著者・編者・訳者
磯村元信著
発行年月日
2023年 4月 15日
定価
2,200円
ISBN
ISBN978-4-7948-1236-0 C0037
判型
四六判並製
頁数
278ページ

著者・編者・訳者紹介

著者紹介-磯村元信(いそむら・もとのぶ)
1957年生まれ。
都立秋留台高校校長11年、都立八王子拓真高校校長3年、学び直しや不登校の高校を若手のボトムアップで改革し、退学者を半減させる。NHK『クローズアップ現代』『ETV特集』で改革の実践が紹介される。
現在、ぼうず教育実践研究所代表。

内容

 「小学校から不登校で、発達障害も疑われ、学力もなく将来が不安です。私自身も精神に不調を抱え、子どもと二人で話をしていると、生きていても仕方がないと思って涙が止まらなくなります」――教育相談に訪れたあるシングルマザーの涙声が心に刺さった。今の日本、どこにでもある光景だろう。
 自分は劣っている。自分を肯定できない。そんな人に言えない苦悩やコンプレックスを子どもに強いているもの、それが「学力」である。上級学校に進学することが幸せにつながる。大学を出ればいい仕事に就ける。経済力のある家庭では、塾や家庭教師にわが子の学力向上と将来を託す。一方、貧困家庭や一人親家庭の子ども、外国にルーツをもつ子どもとその保護者は、頼れる人もなく、学力至上主義に陥った学校教育の袋小路で立往生している。
 中学生の99%が高校へ進学する今日、日本全体が「学力神話」の金縛りにかかっている。学力の上位層と下位層が同じ学校教育の土俵に立っている。それがドロップアウトの元凶だ。未来を生きる子どもたちには、「学力」とは別次元の大切な「物差し」があることを伝えなければならない。目の前の子どもをまるごと認め、一人ひとりのよさを生かして社会を生き抜くことを応援する教育、それを実践する学校がいま求められている。
 教育に関する本は「上から目線」の教育批判、教員批判、家庭批判に陥りがちだ。ましてや元校長の書く本など、たいていは自慢話か、教育行政や教育関係者への恨み辛みの吐露に終わる。そういうものとは違う、こんな本を書いてみたかった。本書は、課題集中校で14年間にわたって書き綴った「校長通信」を再構成したものである。学力神話からこぼれ落ちた高校の「ざんねんな教育」の犠牲になりながら、それでもめげずに頑張る生徒、保護者、教職員を応援するのが目的だった。その記録をもとにした本書を、同じ境遇にあえぐ人たちへのエールとして、またボトムアップの教育改革論として提供したい。
(いそむら・もとのぶ)

目次

まえがき i

第1章 ざんねんな大学受験  3

校長の学校自慢 3
私は壁になりたい 12

第2章 ざんねんな教育改革  17

ざんねんな学校改革 19
シン教育改革とは 34
今こそ、シン教育改革への転換を 49

第3章 昭和の坊ちゃん  51

教員への迷走 53
ざんねんな先生たち 62
ざんねんな管理職たち 82

第4章 ぼうずの校長通信  103

巻頭言の風をよむ 105
折々の風をよむ 132

第5章 ぼうずの夢七夜  171

第一夜 怠惰のジャングル 172
第二夜 孔明の葛藤 174
第三夜 命のビザ 176
第四夜 破壊坊主 178
第五夜 コウコウの再定義 180
第六夜 ギガ・デウス 183
第七夜 根拠のない愛 186

第6章 ライブな校長式辞  189

「私はできる」という発見から(入学式・二〇〇八年四月) 190
北の名人 (入学式・二〇〇九年四月) 192
ウサギとカメ(入学式・二〇一五年四月) 194
マッハの壁(一学期始業式・二〇〇九年四月) 196
ブータンの幸福(一学期始業式・二〇一二年四月) 197
まわりみち(一学期終業式・二〇一五年七月) 200
誠実なこころ(一学期終業式・二〇〇九年七月) 202
クール・ジャパン(二学期始業式・二〇一一年九月) 204
一生懸命さは伝わる (二学期終業式・二〇一三年一二月) 207
勉強の神様(二学期終業式・二〇一四年一二月) 209
明日がある(二学期終業式・二〇一五年一二月) 210
ゴンダールのやさしい光 (三学期始業式・二〇〇九年一月) 212
熊さんの就活 (三学期終業式・二〇一一年一月) 216
どん兵衛の初夢(三学期始業式・二〇一二年一月) 218
また一つ壁を乗り越えて (三学期始業式 二〇一九年一月) 222
借りたら返す(卒業式・二〇〇九年三月) 225
きずな(卒業式・二〇一〇年三月) 227
釜石の奇跡(卒業式・二〇一二年三月) 229
ありがとう(卒業式・二〇一五年三月) 233
同行二人(卒業式・二〇二二年三月) 235
行為の意味(修了式・二〇一一年三月) 237
心を込める(修了式・二〇一五年三月) 239
無私の日本人(修了式・二〇一六年三月) 241
糸(修了式・二〇二二年三月) 243

終章 シビアな校長評価  247


あとがき 266

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