子ども自身が本物の「作家」になる体験を通して「書く」ことを楽しく学ぶ、新しい国語授業の実践!新シリーズの登場です。

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関連ワード
ライティング・ワークショップ
タイトル
サブタイトル
「書く」ことが好きになる教え方・学び方
著者・編者・訳者
ラルフ・フレッチャー&ジョアン・ポータルピ著
 
吉田新一郎・小坂敦子 訳
発行年月日
2007年 3月 28日
定価
1,870円
ISBN
ISBN978-4-7948-0732-8 
判型
A5判並製
頁数
184ページ

著者・編者・訳者紹介

著者-Ralph FLETCHER & Joann PORTALUPI(ラルフ・フレッチャー&ジョアン・ポータルピ)
夫婦で長年「書くこと」を教えており、この分野の著作も多い。ラルフは若い時には世界中を旅して周り、児童文学の作家でもある。ジョアンは小学校から大学までで教えた経験がある。夫婦の息子たち4人も本の中に登場する。

内 容


 「読み」「書き」は、国語の柱であるだけでなく、多くの教科や科目の中核的な位置を占めています。それができる人は勉強もよくでき、できない人は単に勉強ができないだけでなく、嫌いになってしまいかねないぐらいに重要なものでもあります。訳者の1人である私は、小・中学校時代の「読み」「書き」(つまり、国語)の授業が大嫌いでした。ひとことで言ってしまうと、あまりにも強制と否定体験が多すぎたからです。
 自分自身が好きになり、そして多くの子どもたちも好きになり、かつできるようになる方法を探している過程で見つけたのが、欧米の「読み」「書き」の授業の主流を成しているリーディング・ワークショップとライティング・ワークショップでした。
 まずは、ライティング・ワークショップから紹介します。約1年間、7人の先生方に実践してもらって、その極めて高い“威力”が日本の国語の授業としても証明されたからです。ライティング・ワークショップの中心に位置づけられるのは、本物の「作家」になるという体験です。作家ですから、とにかく書きます。書く内容は、当然のことながら一人ひとりが決めます。ノンフィクション・ライターも含めて作家ですから、みんなが取材ノートならぬ「作家のノート」をもっており、書く題材を集めたり、下書きをそれに書きます。教室の中には「作家の椅子」も用意されます。それに座って自分の作品を紹介することは、誰にとってもワクワクする体験です。
 好きになり、かつできるようになる「書く」授業を、この本を参考にして作り出していただけるとうれしいです。

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