ブルボン朝の創始者、アンリ四世の政治的人間像に光を当てたユニークな人物評伝

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アンリ四世
タイトル
サブタイトル
自由を求めた王
著者・編者・訳者
フランソワ・バイルー著
 
幸田礼雅訳
発行年月日
2000年 5月 15日
定価
7,700円
ISBN
ISBN4-7948-0486-5 
判型
A5判上製
頁数
680ページ

著者・編者・訳者紹介

著者-フランソワ・バイルー/1951年生まれ。政治家、作家。ボルドー大古典文学科卒。閣外相から文相を歴任(1993〜1995)。フランス民主連合(UDF)総書記をへて民主勢力党(FD)党首。本書により第1回ユグ・カペー賞と戦闘的作家賞を受賞。

内 容

 ナヴァールとフランスの対立、フランスとスペインの対立、宮廷と南仏連合州の対立、サン=バルテレミーの虐殺に象徴される王侯貴族の対立……すべてが宗教的対立を軸に回っている。この対立の猛烈な竜巻の中心点に幼いアンリは巻き込まれ、そこから彼は人生の第一歩を踏み出さなければならなかった。そして、「喉元に剣を突きつけられて改宗を迫られ」たり、死の危険に幾度となくさらされつつ、次第に彼は一つの選択を決意し実行していく。彼が生命を賭して選んだ道とは、すなわち「和解者」とならんとすることであった。(「訳者まえがき」より)

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