大英帝国の政策決定プロセスを徹底分析しアフリカ分割の国際的要因を精緻に検証!

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タイトル
自由貿易主義と大英帝国
サブタイトル
アフリカ分割の政治経済学
著者・編者・訳者
竹内幸雄著
発行年月日
2003年 3月 25日
定価
4,104円
ISBN
ISBN4-7948-0595-0 
判型
A5判
頁数
296ページ

著者・編者・訳者紹介

竹内幸雄(たけうち・ゆきお)
1967年、明治大学商学部卒業。明治大学大学院を経て、現在、日本大学商学部教授(商業史、近代経済史担当)。イギリスの帝国経済史を研究。著書『イギリス自由貿易帝国主義』1990年、新評論。『イギリス人の帝国』2000年、ミネルヴァ書房。翻訳『ジェントルマン資本主義と大英帝国』1994年、岩波書店など。

内 容

 自由貿易と金本位制を基礎としイギリスを核とした国際経済、その中で開かれた帝国の確保などに関連してアフリカ分割を検討したのが本書である。
 イギリス人にとってアフリカは地理的、歴史的に近い。アフリカ分割はなぜ起きたのか、イギリスの意図は何だったのかと、この百年間、歴史家によって論争されてきたのも当然なことである。
 この論争においてはわれわれが当然と思ってきた帝国主義なる概念、そしてそれが第一次大戦の主要な要因をなしたという考え方に疑問符が投げかけられてきた。帝国主義という概念につきものの、アフリカ分割の主要原因を経済利害に求める説に全面的に賛成していないからである。ホブスン以来の経済的帝国主義論は決定論的だとして常に斜めに見られてきた。政策の決定はもっと複雑であるという主張が有力になったからである。
 自由貿易と金本位制を基礎としイギリスを核とした国際経済、その中で開かれた帝国の確保などに関連してアフリカ分割を検討したのが本書である。

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