20世紀の「覇権」システムを解明し、「覇権」を求めない新たな国際経済関係の形成を提起する

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タイトル
現代国際経済の構造
サブタイトル
覇権への挑戦
著者・編者・訳者
岩田勝雄著
発行年月日
2002年 3月 20日
定価
3,456円
ISBN
ISBN4-7948-0553-5 
判型
A5判
頁数
232ページ

著者・編者・訳者紹介

岩田勝雄 (いわた・かつお)
1945年、生まれ。1973年、中央大学大学院商学研究科博士課程単位取得退学。1973年、立命館大学経済学部助教授。1985年、立命館大学教授(現在に至る)商学博士。主要著書『増補 国際経済の基礎理論』(第 2版)法律文化社、1994年。『新地域国際化論』法律文化社、1994年。『21世紀経済学のパラダイム』(共編著)法律文化社、1995年。『21世紀の国際経済』(編著)新評論、1997年。『反成長政策への転換』新評論、1998年。『進化・複雑・制度の経済学』(共編著)新評論、2000年。

内 容

 覇権国家アメリカの維持政策と、これに挑戦するEUの経済統合、将来の挑戦国家中国、世界市場を支配する多国籍企業の実態など国際経済の最新動向を解明する。
 20世紀の「覇権」システムを解明し、「覇権」を求めない新たな国際経済関係の形成を提起する20世紀の国際関係は、決して安定的なものではなかった。絶えざる戦争の勃発に象徴されるように、資本主義システムは不安定な要素を数多くもっていることと、その不安定さを利用するメカニズムをもっていることが明らかになってきた。その不安定さの象徴が「覇権」システムである。21世紀の 「覇権」は誰が握るのか、という問題は、新しい国際経済関係を形成する主体は何かということと同じ内容をもっている。そこで、21世紀の「覇権」はアメリカが維持するのか、EUのような地域統合体が握るのか、急速な経済発展を遂げている中国か、あるいは日本はどのような位置にあるのかを分析することが国際経済にとって重要なテーマとなっている。本書は、アメリカの国際関係における位置をはじめとして、「覇権」獲得はどのような経済主体となるのかを検討するとともに、「覇権」のない、「覇権」を求めない21世紀の国際関係形成の必要性を提起している。

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