買う男たち・買われる少女たちの実態を解明し、「加害大国日本」に問いかける!

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タイトル
多発する少女買春
サブタイトル
子どもを買う男たち
著者・編者・訳者
いのうえせつこ著
発行年月日
2001年 12月 25日
定価
1,944円
ISBN
ISBN4-7948-0543-8 
判型
四六判
頁数
212ページ

著者・編者・訳者紹介

いのうえせつこ
フリーライター。女性・人権の視点で著作・講演活動を行う。神奈川県人権センター講師。主な著書『女性への暴力』『子ども虐待』『高齢者虐待』『女子挺身隊の記録』『買春する男たち』『敗戦秘史・占領軍慰安所』すべて新評論。

内 容

 それでも、あなたは子どもを買いますか? 買う男たちの実像をあばき、買われる子どもたちの保護を訴え、悪名高き「子ども買春の加害大国日本」に変革を迫る。
 「児童買春・児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律」が施行されて、この11月で満2 年。この法律は、1996年にスェーデンのストックホルムで開かれた「第一回児童の商業的性的搾取に反対する世界会議」を経て、日本でも児童(満18歳以下)への買春行為、児童を使ったポルノ、そして性的目的の人身売買を処罰し、被害にあった子どもを保護するものである。
 1980年代後半から市場経済のグローバル化による貧富の差の拡大(北と南)と、エイズの蔓延で、北の国の男性が南の国の子どもの性を買う「子ども買春」が急増し、アジアだけでも約百万人の子どもたちがその犠牲になっていることが世界的に大きな問題になったからである。そして、スウェーデンでの世界会議で日本は「子ども買春」の加害大国の一つとされ、子どもポルノの第一の生産・発信国として告発されている。
 これまで援助交際(少女買春)という言葉が示すように、買われる少女についてだけ取り上げられることが多かったが、本書では少女買春する男性に視点を向けている。そして買われる少女たちの実態についても。また、アジア各地の貧しい山岳民族などの子どもたちが人身売買をされ、国境を越えて他国の買春宿で大人たちの一時の快楽の犠牲になっている悲惨な状況も紹介している。

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