「敢えて欲しがらない社会」に向けて私たち自身ができること

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タイトル
地球文明の未来学
サブタイトル
脱開発へのシナリオと私たちの実践
著者・編者・訳者
ヴォルフガング・ザックス著
 
川村久美子・村井章子訳
発行年月日
2003年 1月 31日
定価
3,456円
ISBN
ISBN4-7948-0588-8 
判型
A5判
頁数
324ページ

著者・編者・訳者紹介

ヴォルフガング・ザックス(Wolfgang Sachs)
1946年、ミュンヘン生まれ。ミュンヘン大学、テュービンゲン大学、カリフォルニア州立バークレー校にて神学、社会学、歴史学を学び、1975年から80年までベルリン工科大学で助教授を勤め、同大学のプロジェクトグループ「エネルギーと社会」に加わる。その後、米国ペンシルバニア州立大学客員教授、ドイツ、ノルトライン・ヴェストファーレン科学センター文化研究所研究員、 NGO「グリンピース・ドイツ」代表を歴任し、現在、ヴッパータール気候・エネルギー環境研究所の上席研究員。英国シューマッハー大学の特別招聘講師でもある。世界中の政治家、行政官、環境グループ、市民に大きな影響を与える存在。
著書
『地球が生きのこるための条件』(共著、家の光協会、2002)、『地球村の行方?グローバリゼーションから人間的発展の道へ』(共著、新評論、1999)、『脱「開発」の時代?現代社会を解読するキイワード事典』(編著、昌文社、1996)、『自転車への愛?20世紀の願望の歴史』(藤原書店、1995)ほか。

内 容

 脱「開発」論の旗手による文明変革の論理。
経済効率至上主義と日常的消費行動の全面的見直しが環境・貧困・エイズ・暴力・モラル・南北問題の最大の知的解決法。
 私達はなぜ必要以上の贅沢をしたがるのだろう? メディアにはCMが、店では商品の洪水が私たちを消費へと誘い、誰もが必死で貯蓄する。必要なものなど本当はもっとごく僅かなのに。また私達はなぜ「効率の良さ」を無条件に歓迎するのだろう?「インターネットがサクサクできる」、「1日に数千の製品が生産できる」ことが、本当に必要なのだろうか。
 ちょっと考えれば誰にでもわかる。私たちが果てしなく消費を望み、物質的豊かさだけを追い求める限り、この惑星は決して本当に豊かにはならない。「敢えて欲しがらない」という態度は、環境問題、「南」の貧困、エイズ、食糧問題、モラルハザード、地域紛争や国際テロという暴力に立ち向かうことでもあり、私たちが今すぐ実践できることなのだ。本書は、消費文明と訣別し、少ない消費で豊かな充足感を得る知的・文化的生活がなぜ求められているのかを地球的視野でわかり易く解説した、生活変革のための最良の手引である。

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