子どものための現代ヨーロッパ入門書!! 『ニルスのふしぎな旅』刊行100周年記念作品

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タイトル
エヴァ先生のふしぎな授業
著者・編者・訳者
シェシュティン・ガヴァンデル著
 
川上邦夫訳
発行年月日
2005年 11月 15日
定価
1,944円
ISBN
ISBN4-7948-0684-1 
判型
四六判並製
頁数
288ページ

著者・編者・訳者紹介

著者-Kerstin Gavander(シェシュティン・ガヴァンデル)
1969年、スウェーデン南部ブレーキンゲ県生まれ。
現在は、首都ストックホルムにある「エンゲレスカ・スクーラン・ノル」という、幼稚園から中学3年生までの約500人の生徒のいる私立学校の教師として、4・5年生にスウェーデン語を教えている。
また、児童小説作家として、2003年に『ロッパンと氷の王女』でデビューした。

内 容



 本書は、2002年に、スウェーデンの教師団体「レーラル・フルブンデット」による、現代ヨーロッパをテーマとし、小学5年生を対象とした懸賞文学作品の当選作で、2004年8月に出版され、全国の5年生11万人に無料で配付されました。この企画は、100年前の1902年、当時の国民教育推進団体が、子どものためのスウェーデンの歴史と地理の教科書の執筆を、セルマ・ラーゲルレーヴに依頼し、『ニルスのふしぎな旅』が生まれた歴史を記念するものです。
 これは、普通の5年生のクラスと、その担任の不思議な女性教師、エヴァ先生の物語です。エヴァ先生は不思議に満ちています。なによりも教室から一歩も外に出ないのです。朝はグルップルム(教室に付属する小部屋)から現れ、授業が終わるとまたそこへ入ってしまいます。そればかりではなく、そのグルップルムから、生徒を1人ずつヨーロッパの国々(第2次世界対戦中のドイツやユーゴスラビア内戦後のボスニアなど)へ旅行させます。この時間と空間を超えた旅行で、子どもたちにそれぞれの時代に各地で起こった事件や出来事を直接体験させ、その体験を生徒同士が教え合うことを通じて、ヨーロッパの歴史や文化を学習させます。しかし、エヴァ先生は、「この旅行のことは家では一言も喋ってはいけない、もし1人でも喋ったら、グルップルムの不思議な力は失われてしまう」と言うのです。生徒たちは旅行の秘密を守ろうとしますが、それが、生徒たちさまざまな困難をもたらします。物語は、子どもたちの旅行体験を縦糸に、この困難を乗り切っていく、個性豊かな子どもたちの生き生きとした行動を横糸として、ユーモアとサスペンスを織りまぜながら展開し、最終章では、エヴァ先生の驚くべき過去が明らかにされます。そしてそこから、現代のヨーロッパを理解するためには子どもたちに何を知っていて欲しいかについての、本書に託した著者のメッセージが浮かび上がってきます。


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