「ネオリベ時代の日常生活批判の手引書」、実践的深度を加えた待望の増補版

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タイトル
増補 ネオリベ現代生活批判序説
著者・編者・訳者
白石嘉治・大野英士編
発行年月日
2008年 4月 21日
定価
2,592円
ISBN
ISBN978-4-7948-0770-0 
判型
四六判並製
頁数
320ページ

著者・編者・訳者紹介

編者-白石嘉治(しらいし・よしはる)
1961年生まれ。
上智大学他非常勤講師。
クレポン『文明の衝突という欺瞞』(編訳、新評論、2004)ほか。
大野英士(おおの・ひでし)
1956年生まれ。
早稲田大学他非常勤講師。
ヴェルシャヴ『フランサフリック─アフリカを食いものにするフランス』(高橋武智との共訳、緑風出版、2003)ほか。

内 容

 大学の無償化とベーシックインカム(基本所得)。これが2年前に刊行した『ネオリベ現代生活批判序説』の結語である。
 増補にあたり、編者白石の講演「学費0円へ」(京都精華大学)と堅田香緒里氏へのインタヴュー「ベーシックインカムを語ることの喜び」(『VOL』2号初出)を付した。
 オイルショックで発生した金融資本はまず中南米に投下される。そのための暴力的な「構造改革」がチリのクーデタだった。以後、グローバル化の名のもと、世界そのものが交換の論理によって金融化されていく。ネオリベラルな「サミット体制」の出現である。この体制において、起源の暴力が変奏されつつ、交換の論理は情動や言語という、われわれの日常の基底を織りなすところにまで浸透する。それが今日語られている「生きづらさ」にほかならない。
 だが、情動や言語の表現はもとより無償である。だから表現の普遍性をになう大学は無償でなければならないし、表現の主体としての生そのものがベーシックインカムによって無条件に肯定されるべきではないのか?
 「向い火」(ブルデュー)が伝播し、われわれの生存と表現を蝕むネオリベラルな「サミット体制」が焼け落ちること、それが増補の賭け金である。

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