スウェーデン在住40年余・職歴38年の著者が、久々の「患者の立場」から医療福祉の最新事情を紹介! 日本の課題への示唆に満ちたルポ

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タイトル
スウェーデンにおける医療福祉の舞台裏
サブタイトル
障害者の権利とその実態
著者・編者・訳者
河本佳子著
発行年月日
2013年 1月 16日
定価
2,160円
ISBN
ISBN978-4-7948-0926-1 
判型
四六判上製
頁数
232ページ

著者・編者・訳者紹介

著者-河本佳子(こうもと・よしこ)-1950年、岡山生まれ。
岡山県立短期大学保育科を卒業と同時にスウェーデンに移住。ストックホルム教育大学、ルンド大学を卒業後、マルメで作業療法士として勤務。
主な著書に『スウェーデンの作業療法士』など。

内 容

 高医療福祉の国、スウェーデンに住み着いて42年が過ぎた。この間、この国の医療福祉制度の素晴らしさについて、『スウェーデンの作業療法士』をはじめとして4冊の本を著してきたが、その中で、スウェーデンの福祉医療制度を参考にするのはいいが、歴史をはじめ地形や民族文化、その他の諸事情や社会的な背景の違いがあるため、決して日本にそのままもち込まないように、と語ってきた。しかし先日、スウェーデンの福祉について研究をしている日本人学者に出会った時、「実際のところ、この国の医療福祉はどうなっているのですか。一般的な本には書かれていない真実を知りたい」と言われた。仕事として福祉や医療の現場に携わっている私に、現実にはどのような影響を人々に与えているのか、その内実をどうしても知りたいので教えてくれ、というのである。スウェーデンの福祉制度の裏事情を紹介したからといって、そのままでは日本であまり役に立たないと思っていた私だが、「ひょっとしたら、そのほうが日本にとってはよいのではないか」と思いはじめて本書を著すことにしたのだが、その心境の変化には理由がある。実は2年前、怪我をしたことで長期間にわたって久しぶりに患者側の立場になって、最新のスウェーデンの医療福祉制度を垣間見ることができたからである。この時の体験をもとに著したのが本書だが、決して暴露本ではない。あくまでもスウェーデンの高医療福祉制度の裏側で生じる諸問題を参考にしていただき、どのように改良を進めていけば日本でもより良い医療福祉政策が実現できるのかを考えるために著したものである。このことをふまえて、本書を楽しんでいただきたい。
(著者 河本 佳子)

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