「私たちはなぜ安保法制に反対するのか」。
NGO非戦ネットの有志12人が、自分史を通して日本の現状に迫る「生の証言集」

978-4-7948-1081-6

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「私たちはなぜ安保法制に反対するのか」。
NGO非戦ネットの有志12人が、自分史を通して日本の現状に迫る「生の証言集」

関連ワード
タイトル
非戦・対話・NGO
サブタイトル
〈開発と文化を問う〉シリーズ⑭ 国境を越え、世代を受け継ぐ私たちの歩み
著者・編者・訳者
大橋正明・谷山博史・宇井志緒利・金敬黙・中村絵乃・野川未央編
発行年月日
2017年 12月 15日
定価
2,808円
ISBN
ISBN978-4-7948-1081-6 C0036
判型
A5判並製
頁数
240ページ

著者・編者・訳者紹介

執筆者-谷山博史 JVC 野川未央 APLA 満田夏花 FoEJapan 渡部朋子 ANT-Hiroshima 宇井志緒利 AHI 田村雅文 サダーカ 木口由香 メコン・ウォッチ 中村絵乃 DEAR 小泉雅弘 さっぽろ自由学校「遊」 金敬黙 JVC 内田聖子 PARC 大橋正明 シャプラニール

内容

 本書の編集作業が終盤に入っていた本年6月15日、「共謀罪法」(改正組織犯罪処罰法)が国会で成立した。本会議で数の力に物言わせての強行採決であった。全国各地で日増しに高まる反対の声、これをねじ伏せる安倍政権の政治手法はデジャヴュ(既視感)を感じるように繰り返された。秘密保護法、安保法制、TPP(環太平洋連携協定)、そして共謀罪と、私たちの人権と生活の基盤を根底から覆しかねない重要法案が、ろくな審議もなされぬまま、私たちを縛る法律と化す現実。日本は戦争ができる国に変わろうとしている。
 安保法制が国会で審議されている2015年7月2日、同法およびこれに関連した動きに反対するグループ、「NGO非戦ネット」が立ち上げられた。NGO=非政府組織とは文字通り、非政府の視点・立場から平和で公正な社会の実現を目指す市民による組織である。紛争地や災害現場における緊急人道支援、平和づくり、貧困削減対策など、国内外の様々な地域で多様な団体が多様な活動を続けている。しかし、こうした活動から立ちのぼる非戦の声は、NGOが培ってきた現場の知見、思考の深さを十分に伴って発信しえているだろうか。「共生」と「対話」それ自体を価値とするNGO活動の意義を、私たちはもっと自身の生に引き寄せて語り繋いでゆくべきではないのか。
 「NGO非戦ネット」に関わりながらも、こうした問いを自らに課した者たちが集まって本書は生まれた。参加12人の活動地は沖縄・広島・福島・北海道からアジア・中東・アフリカまで、また活動領域は紛争予防・反基地・脱原発・民族共生・予防保健・環境保護・開発教育・住民自治・フェアトレード・貿易・貧困問題まで様々だが、すべてが繋がっている。
 本書には、ときに「非現実的」と揶揄される「非戦」の取り組みを、自らの人生とNGOの使命において紡ぎ直そうとする者たちの肉声が収められている。スローガンの連呼を超えた、より深い「非戦」への意思を読者の方々と共有するために。
(日本国際ボランティアセンター[JVC]代表理事/谷山博史)

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