豊かな歴史と文化に根ざす「食」と「暮らし」を基軸にした10市町村の多彩な取り組みを報告
大好評の『地域ブランドと産業振興』の続編がいよいよ出版です!!

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タイトル
「食」の地域ブランド戦略
著者・編者・訳者
関満博・遠山浩編
発行年月日
2007年 1月 24日
定価
2,808円
ISBN
ISBN978-4-7948-0724-3 
判型
四六判上製
頁数
240ページ

著者・編者・訳者紹介

編者-関満博(せき・みつひろ)
1948年生まれ。
一橋大学教授。
編著書に『中国自動車タウンの形成』『現代中国の民営中小企業』他。
遠山浩(とおやま・こう)
1963年生まれ。
専修大学社会科学研究所特別研究員、ジービーアイ取締役。
共著書に『台湾IT産業の中国長江デルタ集積』他。

内 容


 2000年代に入り、「人の姿の見える地域」の現場では「地域ブランド」への関心が急速に高まっている。特に06年4月の商標法の一部改正が大きい。地域ブランドをより適切に保護することや地域経済の活性化を図ることが目的にされている。05年前後からの「地域ブランド」への関心の深まりは、成熟社会の到来、地域の自立の時代、市町村合併という大きな地殻変動の中で生じている。いわば「地域が自分たちのことは自分たちで決め、遂行していく時代」が到来してきたということであろう。
 地域の人びとの暮らしそのものが光り輝く空間を形成し、そこに目を向ける多くの人びとに、未来に対する「希望」と「勇気」を与えていくものとして、私たちは新たな「地域ブランド」を作り上げていかなくてはならない。このような視点から、昨年、私たちはすでに『地域ブランドと産業振興』(関満博・及川孝信編、新評論、2006年)を公刊している。
 いずれの地域でも、人びとの地域に対する深い「思い」の継続が印象的であった。成熟した豊かな社会では、豊かな歴史と文化を背景にする「食」と「暮らし」こそが、最も大切な要素なのであろう。その確かな歩みこそが、地域の人びとを「勇気」づけ、さらに、訪れる他の地域の人びとと交わることにより、より高められていく。その確かさは、訪れる人びとに「希望」を与えることになろう。このような文脈の中で、新たな時代の「地域ブランド」が議論されていかなくてはならない。
 今回は5つのカテゴリーに注目した。それは「地域ブランド品の形成」「新しい『食』と不思議な空間」「『食』を軸にした街づくり」「農村の『むら起こし』」「食の産学連携」である。本書を契機にさらに踏み込んだ議論が行われていくことを期待したい。

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