「貿易が貧困を撲滅する日」に向けて「WTO改革」を刷新するビジョン・政策を鮮やかに提示

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タイトル
貧富・公正貿易・NGO
サブタイトル
WTOに挑む国際NGOオックスファムの戦略
著者・編者・訳者
オックスファム・インターナショナル[Oxfam International]著
 
渡辺龍也訳
発行年月日
2006年 3月 2日
定価
3,780円
ISBN
ISBN4-7948-0685-X 
判型
A5判上製
頁数
440ページ

著者・編者・訳者紹介

著者-Oxfam International(オックスファム・インターナショナル)
100以上の途上国における飢餓救済・長期的な開発支援、先進国での政策提言や啓発キャンペーンなど、幅広い活動を展開するNGO。
世界12カ国・地域に組織された加盟団体・関連団体が、オックスファム・インターナショナルという連合体を形成している。
日本でも2003年に「オックスファム・ジャパン」が設立された。
国際NGOとしての知名度は高く、2005年にはノーベル平和賞にノミネートされた。

訳者-渡辺龍也(わたなべ・たつや)
NHK記者、国際機関職員、JANIC、JVCスタッフ等を経て、2000年から東京経済大学教員(国際開発協力、NPO論専攻)。
著書に『「南」からの国際協力』、訳書にD.コーテン『NGOとボランティアの21世紀』など。

内 容



 「貧困」は人間が作り出したものであり、したがって私たちの手でなくすことができる——国際NGOオックスファム・インターナショナルはこの信念に基づき、さまざまな支援活動、政策提言、世界キャンペーンを展開している。多くの人の共感を集めている「ほっとけない 世界のまずしさ」ホワイトバンド・キャンペーンもそのひとつだ。本書は、オックスファムによる渾身の「貧困撲滅処方箋」である。
 最大の特色は二つ。まず、貧困にあえぐ途上国の人々の生の声を結集し、「貧困」とはいかなる状態なのか、なぜ・どのように生じるのかを、事実の積み重ねによって明示している点である。第二には、超国籍企業・先進国・富裕層のみが儲かるだけの恥ずべきシステムと化してしまっている現状の国際貿易を、貧困撲滅のためのものとするには何が必要か、先進国の政府と消費者、企業は何ができるのか、そして何よりもWTO(世界貿易機関)のガバナンスはどのように変革すべきかについて、具体的・生産的な提言をおこなっている点である。
 序文は「ケイパビリティ」論によって世界の「開発」概念を変革したアマルティア・セン(ノーベル経済学賞受賞)。昨年末のWTO香港会議の結果についての訳者補記、世界のフェアトレード団体のダイレクトリーなど、資料も充実。

〈開発と文化〉を問うシリーズ
人々の視点に立った理論と行動。これは地域社会・国際社会を問わず、あらゆる協力活動の原点です。本シリーズはその原点を見つめるために企画されたものです
出版方針
  • 支援を最も必要とする人々に徹底して寄り添うNGO活動のあり方を考える。
  • 開発と文化をめぐる問題の表裏一体性を捉え、地域社会のあり方を考える。
  • 豊富な実践例を盛りこみ、問題解決の具体的プランを理論的に考察する。

好評既刊書

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