発表時に「面白すぎる」と評された還暦男2人の抱腹絶倒旅行記 新作映画公開に合わせて単行本化! 「昭和」を思う存分楽しもう

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発表時に「面白すぎる」と評された還暦男2人の抱腹絶倒旅行記 新作映画公開に合わせて単行本化! 「昭和」を思う存分楽しもう

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笑う巡礼者 厩戸うまやどに呪われ、八つ墓村で祟られ
タイトル
サブタイトル
厩戸(うまやど)に呪われ、八つ墓村で祟られ
著者・編者・訳者
樫辺勒著
発行年月日
2026年 10月 15日
定価
2,420円
ISBN
ISBN978-4-7948-1321-3 C0026
判型
四六判並製
頁数
216ページ

著者・編者・訳者紹介

著者-樫辺勒(かしべ・ろく)
編集者・文筆家。
小説に『小説 写真甲子園 0.5秒の夏』『三国志 33の英雄伝 上巻』、小説以外に『仮面ライダー「響鬼」の事情』『〈死〉からはじまるクラシック音楽入門』などがある。
第6回仙台短編文学賞・河北新報社賞受賞。

内容

 同人誌の文章が新聞に取り上げられることなどまずないが、著者が自身の参加する同人誌に書いた旅行記が記者の目に止まり記事になった。
 「これが大変な代物しろものであった。還暦を過ぎたおじさん2人の旅行記に、私は床でひっくり返った甲虫さながら、手足をばたばたさせて笑い転げた。軽妙な文章のほぼ全編に、冗談がまぶされている。旅程とともに、書き手の個人史をもなぞるように文学や歴史、昭和のサブカル知識が、これでもかと開陳される。面白すぎる。(後略)」(「河北新報」2024年3月8日夕刊「記者ログ」より)
 記事にあるように、本書はその同人誌に掲載された還暦過ぎのおじさん2人、著者と探偵小説マニアの友人が奈良、岡山方面を旅した珍道中の記録を単行本化したものだ。
 道中の2人を不測の事態が次々と襲う。行きの夜行バスの車中では、まだ目的地に着いてもいないのに友人の足がつったり、奈良の明日香では、友人が電動自転車に乗ったまま田圃に突っ込んだりした。老化が原因としか思えないそうした出来事を、2人は厩戸皇子(聖徳太子)の“呪い”か、『八つ墓村』の“祟り”とみなして旅を続ける。
 横溝正史が『八つ墓村』を書いた疎開宅までの道のりが、ウォーキングマップ上ではそれほどでもなさそうなのに実際には死ぬほど遠かったのも、ロードサイドの古本屋で掘り出し物の『チェーホフ全集』全16巻を見つけて買うはめになったのも、すべて“祟り”のせいである。ローカル線の井原線では、予定している上り電車に乗り遅れないように時間を厳守しつつ、下りの電車でどこまで行けるかトライしてみるという、西村京太郎トラベルミステリーばりの突発的な事態も出現した。
 旅行記のいたるところに昭和のサブカル知識が満載だが、そこで語り尽くせなかったことは、「クロスワード」付きの短編小説(たぶん本邦初)「一九七三年の切手シート」として新たに採録された。
 〝昭和〟はこうやって味わい楽しむもの──本書はその実践例である。
(かしべ・ろく)

『笑う巡礼者』の「一九七三年関連クロスワードパズル」に挑戦いただいた皆様へ

お疲れ様でした。
すべてのマス目が埋まった時、あなたの部屋の空気はほんのり『一九七三年』の匂いに変わりませんでしたか?
本編の巡礼でも語り尽くせなかった、あの頃の濃密な記憶の断片たち。
正解という名の消印を押しに、さっそく答え合わせへと参りましょう。



『笑う巡礼者』の「一九七三年関連クロスワードパズル」の答え
『笑う巡礼者』の「一九七三年関連クロスワードパズル」の答え[PDF]


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