経済学者が贈る「お金をうまく使って幸せに生きる」10のヒント

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タイトル
お金と幸福のおかしな関係
サブタイトル
トレッドミルから降りてみませんか
著者・編者・訳者
マティアス・ビンズヴァンガー著
 
小山千早訳
発行年月日
2009年 9月 9日
定価
3,024円
ISBN
ISBN978-4-7948-0813-4 
判型
四六判並製
頁数
340ページ

著者・編者・訳者紹介

著者-Mathias BINSWANGER(マティアス・ビンズヴァンガー)
1962年、スイスのザンクトガレン市生まれ。
政治学博士。
ソロトゥルン州北西スイス専門大学経済学教授、ザンクトガレン大学私講師。
主な研究テーマは、マクロ経済、金融市場理論、環境経済、幸福と収入の関係。
訳者-小山千早(こやま・ちはや)
1963年、三重県志摩市生まれ。
日本大学短期大学部国文科卒業。
1989年、結婚を機に渡瑞。
1994年にゲーテ・インスティトゥートの小ディプロム(Kleines Sprachdiplom)を取得し、翻訳活動を始める。
訳書として、ベルンハルト・ケーゲル『放浪するアリ』(新評論、2001年)、H.M.エンツェンスベルガー編『武器を持たない戦士たち』(新評論、2003年)、クリスチャン・ラルセン『美しい足をつくる』(保健同人社、2006年)、『スイスの使用説明書』(新評論、2007年)がある。
HP:http://www.koyama-luethi.ch/

内 容

 幸福は古今東西、永遠のテーマである。そして、「お金で人は幸せになれるか」という問いもよく耳にする。それに対してよく聞く答えは「幸せにはなれないかもしれないが、安心は得られる」というものだ。確かにお金はあったに越したことはない。だが、経済学者である本書の著者によると、問題はその使い方なのだ。わたしたちは幸せになるために一生懸命働いてお金を得る。お金を儲ける方法についてもいろいろと学んできた。だが、そのお金を、幸せになるためにうまく使えないでいる、と著者は言う。現代の消費社会・競争社会に生きるわたしたちは、トレッドミル(=ランニングマシーン)の上をひたすら走り続けているだけで、実は少しも前に進んでいない。著者は助言する。幸せに一歩近づくためには、まずトレッドミルがもたらすマイナス効果を見極め、ここから飛び降りることだ、と。また、経済のもともとの存在意義と目的は人類の幸福であるのに、現在の経済学はこの原点からまったく離れ、もはやお金を稼ぐこと―以前は幸福になるための手段でしかなかったこと―が目的となってしまっている。これでは現状の経済システムをうまく利用できた人だけが富を得、そこから外れた人との格差は拡大する一方だ。たしかに人間の幸福には経済や政治が大きくかかわっているから、個人の能力がおよぶ範囲は限られている。しかし、ひとりの人間にできることもあるはずだ。
 本書では、トレッドミルを降りて幸せになるための一〇のヒントが紹介されている。これは、幸福という永遠のテーマに対する、経済学的見地からの一つのアプローチである。
(訳者 小山 千早)

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