「人の姿の見える地域」をめざす9つの取り組みから産業と地域社会の未来を展望

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タイトル
インキュベータとSOHO
サブタイトル
地域と市民の新しい事業創造
著者・編者・訳者
関満博・関 幸子編
発行年月日
2005年 6月 21日
定価
2,592円
ISBN
ISBN4-7948-0668-X 
判型
四六判上製
頁数
248ページ

著者・編者・訳者紹介

編者-関満博(せき・みつひろ)
1948年生まれ。一橋大学教授。著書に『台湾IT産業の中国長江デルタ集積』『ベトナム/市場経済化と日本企業』他。
関 幸子(せき・さちこ)
1956年生まれ。(株)まちづくり三鷹事業課長。
共著に『21世紀の地域産業振興戦略』他。

内 容

 20年前には約10万を数えていた東京の工場数は、ついに半分の5万を割り込んでしまった。これに対し、政策のサイドでは「新規創業の促進」が進められてきた。以来、新規創業のためのセミナー開催、資金的な支援、株式会社設立の際の資本金の制限の緩和、インキュベーション施設(インキュベータ=孵卵器)の展開、産学官連携の推進などが各地で模索されている。だが、思うような成果を得ているようではない。
 他方、90年代の後半の頃から、SOHO(Small Office,Home Office)なる概念に深い関心が寄せられていく。それは従来型の産業社会のあり方に対し、新たな意味を付け加えるものでもあった。豊かな成熟社会、少子高齢社会などにおける生き方、働き方に新たな可能性を提示してきたのである。それにもかかわらず、本書が『インキュベータとSOHO』という表題でこの問題を取り上げようとするのは、いずれも、これからの地域の産業社会に重大な影響を及ぼすと考えているからにほかならない。
 インキュベータの概念が日本で語られ始めてそろそろ20年、SOHOは10年。全国の各地で多様な取り組みが積み重ねられてきた。全国の各地には地域の人々の「思い」のこもった施設が多方面にわたって展開されている。本書では、それらの中から多様な9つのケースを取り上げた。これらの実践の中から、私たちは新たな時代に向けた「希望」と「勇気」を見つけ出していかなくてはならないのである。

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