《問い》をつくりだす力は、学びを駆動するエンジンだ! 人々との対話と共創実践から生まれた《問いの技法大全》

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《問い》をつくりだす力は、学びを駆動するエンジンだ! 人々との対話と共創実践から生まれた《問いの技法大全》

関連ワード
問いヂカラの本 問いをハックする、問いで学びを開く
タイトル
サブタイトル
問いをハックする、問いで学びを開く
著者・編者・訳者
佐藤賢一著
発行年月日
2025年 12月 25日
定価
2,640円
ISBN
ISBN978-4-7948-1303-9 C0037
判型
四六判並製
頁数
236ページ

著者・編者・訳者紹介

著者-佐藤賢一(さとう・けんいち)
「ハテナソン(ハテナ+マラソン)」を旗頭に、問いづくり活動家/クエスチョンデザイナーとして教育現場や地域社会、企業などでのワークショップ、セミナー、研修の企画運営に携わる。
「NPO法人ハテナソン共創ラボ」代表理事、京都産業大学生命科学部教授。

内容

 「問いには力がある。問いは、学びを動かすエンジンである」――本書は、このような信念のもとに生まれた「問いづくりの実践書」であると同時に、「問いとともに生きる力」を育むためのガイドブックである。2016年に問いづくりの画期的メソッド「QFT(Question Formulation Technique)」と出合った著者は、その衝撃を原点として、教育現場・地域・企業などで「問いづくり活動家/クエスチョンデザイナー」として活動を重ねてきた。その実践から生まれた「ハテナソン(ハテナ+マラソン)」という問いづくりの共創イベントを軸に、対話と探究、そして研究などの場で「問いヂカラ」を育む方法を探究してきた。本書は、こうした10年にわたる実践の知見を凝縮し、理論・ワーク・物語を融合した構成で展開されたものである。
 第1部では、主人公の「未知みち」が「問い」を通じて学びの世界を再発見していく物語が描かれ、読者は「問い」を磨くプロセスを内省的に追体験することになるだろう。続く第2部では、著者が担当教員を務める「京都産業大学ハテナソンセミナー」(全学共通・初年次教育科目:90分15回授業)での実践内容をモデルとした、実際に授業や研修で使える「問いづくりワーク」、「ファシリテーション技法」、「リフレクションツール」などを紹介し、教育・組織開発・キャリア探究など多様な現場において応用可能な「問いの技法」を体系化している。
 「問いヂカラ」とは、単なる質問力ではなく、世界を見つめ直す感性であり、学びを生み出し駆動する創造的エネルギーである。AIが答えを出す時代になったからこそ、一人ひとりが「問いを立てる力」を取り戻すことが求められている。そんな時代に役立つ「知的コンパス」として、本書をすべての学び手・教え手・働き手に贈りたい。
(さとう・けんいち)

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