華南の現場から、その発展と将来を報告する

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タイトル
世界の工場/中国華南と日本企業
著者・編者・訳者
関満博著
発行年月日
2002年 5月 15日
定価
8,640円
ISBN
ISBN4-7948-0558-6 
判型
A5判
頁数
580ページ

著者・編者・訳者紹介

関満博(せき・みつひろ)
1948年、富山県生まれ。1971年、成城大学経済学部卒業。1976年、成城大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、一橋大学大学院商学研究科教授、経済学博士。著書に『地域経済と地場産業』(新評論、1984年、第9回中小企業研究奨励賞特賞)『フルセット型産業構造を超えて』(中公新書、1993年、第34回エコノミスト賞)『中国長江下流域の発展戦略』(新評論、1995年)『中国市場経済化と地域産業』(新評論、1996年)『空洞化を超えて』(日本経済新聞社、1997年、第19回サントリー学芸賞)『上海の産業発展と日本企業』(新評論、1997年、第14回大平正芳記念賞特別賞)『新「モノづくり」企業が日本を変える』(講談社、1999年)『挑戦する中国内陸の産業』(共著、新評論、2000年)『日本企業/中国進出の新時代』(新評論、2000年)『地域産業の未来』(有斐閣、2001年)他多数。

内 容

 この10年で目覚ましい飛躍を遂げた華南の現場から、その発展と将来を報告する「同時代の証言」!深せん〜東莞エリアの広東型委託加工の今後、単純労働をベースにした低付加価値製品の「輸出生産拠点」の未来を究明。
 2002年は日中国交回復(1972年)以来、満30年を迎える。この間、78年12月の経済改革、対外開放への歴史的転換、89年6月の天安門事件、2001年12月のWTOへの加盟と幾つかの節目をくぐり抜けながらも、中国経済は劇的に発展してきた。特に、発展の焦点とされた沿岸地域の主要都市は、92〜93年頃を境に見違えるほど美しくなっていった。改革・開放が沿岸地域の主要都市の人々を活気づけたのであった。最初に著者の中国調査は、大連、哈爾濱と北に展開し、91年末、初めて華南の地に踏み込んだ。東莞は小さな古い街であったが、国道の両脇の水田地帯は埋め立てられ、数十キロにわたる建設中の工場が続く姿は圧巻であった。またその頃は深せん経済特区の整備が真っ盛りであった。それから10年、深せん経済特区はその姿を劇的に変えていった。深せん〜東莞は発展の第一ステージをほぼ完成させ、これから第二ステージに踏み込んでいく。これまで十年間現地を見続け、これからも見続ける著者の渾身のレポートである。

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