味わい深いスケッチと軽妙な紀行文で、近江の地に刻まれた文化の香りと民衆の息吹を生き生きと伝える魅惑の画文集!

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タイトル
足のむくまま
サブタイトル
近江再発見《シリーズ近江文庫第6弾》
著者・編者・訳者
スケッチ:國松巖太郎/文:北脇八千代
発行年月日
2011年 5月 2日
定価
2,376円
ISBN
ISBN978-4-7948-0869-1 
判型
四六判並製
頁数
296ページ

著者・編者・訳者紹介

著著-國松巖太郎(くにまつ・げんたろう)
大津市在住。日用雑貨メーカーの工業デザインの仕事を経て、2000年よりスケッチを開始。地域活動として大津市南大萱資料室の調査研究にも関わっている。
北脇八千代(きたわき・やちよ)
大津市在住。夫とともにギャラリー、カフェなどを経営するかたわら執筆活動を行っている。

内 容

 今年の大河ドラマ『江』のメイン舞台は、言うまでもなく滋賀県である。「淡海の海」、「近つ淡海」、「鳰の海」と、琵琶湖は万葉の時代からさまざまな呼び名で歌われ、人々の心をとらえてきた。母なる湖は自然の恵みを湖国にもたらし、先人はそこに豊かな歴史と文化を築いてきた。近江の国に伝わる文化遺産や伝承など、民衆の息吹を國松巖太郎さんの精緻で味わい深いスケッチと、北脇八千代さんの軽妙な紀行文でたどったのが本書である。滋賀県は平城京や平安京より古い大津京が置かれたことに象徴されるように歴史の懐が深い土地柄で、古来より文人墨客に愛されてきた。重要文化財(国宝を含む)の数は東京、京都、奈良に次いで全国四位。人口10万人当たりの仏教寺院数は全国トップを誇っている。ところが、これらを紹介するガイドブックとなるとあまりにも少ない。これだけ豊かな観光資源をもちながら、近江の人は奥ゆかしいのかPRが苦手なのか……「もったいない」と思っていた。しかし、かつて毎日新聞大津支局に転勤をして書庫にある「足のむくまま―近江再発見」の連載を読んだときは、思わずうなってしまった。探し求めていた書にようやく出合えた思いがしたからだ。この連載に登場する所は、観光客がどっと押しかけるような名所旧跡ではない。その土地土地にひっそりと佇み、注意しなければ見過ごしてしまうような社や石碑がほとんどである。でも、そこには「えっ!」と驚くような史実や、今も語り継がれる民話の世界が広がっている。この書を道標に、足のむくまま、気の向くまま、近江路をぶらぶらと歩けば、必ずや、これまで知らなかった湖国の魅力を再発見するに違いない。
(毎日新聞大阪本社編集局次長・元大津支局長 黒川昭良「あとがき」より)

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