熊野の森に半生を賭けた生態学者の講演録。

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タイトル
明日なき森
サブタイトル
カメムシ先生が熊野で語る
著者・編者・訳者
熊野の森ネットワークいちいがしの会 編
発行年月日
2008年 9月 25日
定価
3,024円
ISBN
ISBN978-4-7948-0782-3 
判型
A5判並製
頁数
296ページ+カラー口絵8ページ

著者・編者・訳者紹介

編者-熊野の森ネットワークいちいがしの会(くまののもりねっとわーくいちいがしのかい)
熊野の森ネットワークいちいがしの会 照葉樹林の復元を目的に、熊野地方の自然に関する調査・研究・学習・保全(植樹を含む)・間伐(巻き枯らし)・啓発などの活動を行っている。環境省大臣表彰(2002年)、総理大臣賞(06年)受賞。現在、会員389名。

内 容

 紀伊半島の生物相は「変わっている」。昔から南方系の虫と北方系の虫が入り交じって暮らしているし、高山性の動植物が標高の低いところに生息し、海岸性のものが山奥に棲んでいる。
 およそ「教科書的でない」この地域を、生涯をかけてつぶさに実地調査した男がいた。和歌山県生まれの昆虫学者・生態学者、後藤伸(1929~2003)である。紀伊半島に「教科書通りでない=日本の自然本来の生物相」が残ったのは、山を活かして守った古人の叡智によるところが大きい。後藤の調査と研究には、われわれ人間が自然とどのように付き合うべきかについての多くの示唆が含まれている。後藤は「熊野の森ネットワークいちいがしの会」を組織して照葉樹林の復元に取り組み、晩年の大半の時間を講演に費やして訴え続けた。
 本書は、この「いちいがしの会」設立10周年を機に、後藤の講演録をメッセージとしてまとめたものである。本書が環境問題に取り組む多くの方々の心に届くことを願ってやまない。

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