フランス

大盗賊カルトゥーシュと民衆文化

蔵持不三也著

稀代の悪党はなぜヒーローとなったのか？　膨大な史料から盗賊=英雄の虚実を炙り出し、民衆文化の機制を読み解く。 »

2011年6月刊行

19世紀フランス・女性職業作家の誕生

村田京子著

女性の著作活動が文学・社会・労働・性別観に与えた影響を、知られざる作家の生涯と仕事を通じて検証！ »

2011年4月刊行

臼田紘著

『赤と黒』『パルムの僧院』の作家、文豪スタンダールの魅力を多面的に描く。芸術、旅、恋愛…文学の豊穣な世界への誘い。 »

2011年3月刊行

大野英士著

デカダンスを代表する異端の作家の「回心」を軸に、世紀末の知の大変動・西欧文明の負の歴史を読み解く »

2010年3月刊行

フランス現代文化史メモワール

ジャン＝ポール・アロン著

桑田禮彰・阿部一智・時崎裕工訳

「生きられる現実」と対峙し、フランス文化の輝きの背後に巣食う深刻なニヒリズムを力強く克服する »

2009年7月刊行

野を越え、浜を越え

フローベール（ギュスターヴ・フローベール）著

渡辺仁訳

近代文学の帳を開いた文豪フローベールの若き日の旅行記。本邦初訳です。

近代文学の帳を開いた文豪の若き日の旅行記。独創的視点と文体の胚胎、「作家誕生」過程。 »

2007年4月刊行

臼田紘著

世界という巨大な書物に学んだコスモポリタン、アンリ・ベール（スタンダール）の足跡を辿り作品をなぞる旅！ »

2007年3月刊行

ヴォルテール、ディドロ、ルソー

市川慎一著

18世紀の三大知識人の啓蒙思想活動を検証しそれぞれの特徴と三者の相互補完的連関を解明する!! »

2007年3月刊行

ロマン主義的クルチザンヌの系譜

村田京子著

ジェンダーの視点でフランス・ロマン主義文学を読み解きながら、現代の性にかかわる価値観の根源を探ります。興味深い1冊です。 »

2006年12月刊行

英雄の表徴