人びとが新たな可能性と資源に目覚め、前進しつつある「辺境」は今や時代の「先端」だ!その希望の内部に深く分け入る30話。

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タイトル
地域産業の「現場」を行く 第4集 「辺境」が「先端」に向かう
サブタイトル
誇りと希望と勇気の30話
著者・編者・訳者
関満博
発行年月日
2011年 2月 8日
定価
2,592円
ISBN
ISBN978-4-7948-0859-2 
判型
四六判並製
頁数
288ページ

著者・編者・訳者紹介

内 容

 1960年代の後半にGDP世界第2位に躍り出て以来、急角度の経済成長を重ねてきた日本は、1990年頃を境に一気に輝きを失っていく。この間、日本のGDPのわずか10分の1とされていた中国は、奇跡的な発展を重ね、2010年には日本を追い越していく。明らかに、東アジアの重心は大きく変わってきた。歴史的な構図がそのようなところにあるならば、発展する中国、アジアとどのような関係を取り結んでいくのか、また、成熟化し、人口減少、高齢化に向かう日本国内のあり方をどのようにしていくのかが問われなくてはならない。
 このようなことを意識しながら、この1年、日本の中山間地域と、中国の辺境というべき地域を歩き回ってきた。ものごとは「辺境」から生じるとされるが、そこではまさに、人びとが可能性に目覚め、新たな取り組みを重ねていた。
 第4集の30話は、大きく三つに分けて論じていく。一つは「地域の『可能性』を見つめる」。少し前の「20世紀型発展」の時代には後景に退いていた資源が、この時代、新たな光を放ちつつある。
 第2は「『中山間地域』の取り組み」に注目する。いま中山間地域において、新たな可能性に向けた取り組みが重ねられている。
 第3は「中国の『先端』と『辺境』のいま」に注目する。内側に大きな格差を含みながらも経済大国となってきた中国。「先端」はますます先鋭化し、そして、遅れているはずの「辺境」では、地域資源を見直した興味深い取り組みが進められている。
 この第4集の副題を「『辺境』が『先端』に向かう」としたのは、採り上げるいずれの地域も「自立」と新たな「価値」の創造に向かい、次の時代の担い手として大きな一歩を踏み出している点に注目してのことである。
(著者 関 満博)

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