「近代政治哲学」の源流をホッブズに読み取り、藤原政治学の近代批判の基盤をなす名著。

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タイトル
ホッブスの政治哲学
著者・編者・訳者
佐藤正志・的射場敬一編
発行年月日
2008年 7月 24日
定価
6,372円
ISBN
ISBN978-4-7948-0721-2 
判型
A5判上製
頁数
432ページ

著者・編者・訳者紹介

藤原保信(ふじはら・やすのぶ)
1935年生まれ、94年没。元早稲田大学政治経済学部教授。政治学博士。政治思想史専攻。
『自由主義の再検討』(岩波新書、1993)など著書多数。

編者-佐藤正志(早稲田大学教授)

内 容

 本書は今日なお、ホッブズの思想に関心をもつ者が最初に繙くべき、最も基本的な文献である。他のすべての研究と同じように、著者である藤原保信は、なによりもまず研究対象を正確に読みとり、その対象のなかに論理を探ることを本書でも目指している。ここでの対象は、ホッブズのテキスト全体であり、藤原は自然哲学、人間論、政治哲学の三部からなるホッブズの哲学体系そのものを主題化し、その構造のなかに近代政治哲学の成立とその意味を読みとろうとした。もちろんここにはホッブズ研究をめぐる方法論的論争がふまえられ、その後の藤原の近代批判へと向かう研究の基礎となるべく、その方法論の中に問題意識と価値意識が自覚されてゆく過程が内在されている。しかしそれは読者に押しつけられてはいない。そうであるがゆえに、本書はホッブズのテキストを読むための信頼できる導きであり続けている。

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