日常的事例を挙げて、一般向けに「スウェーデン人」の行動・思考の特質を活写する

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タイトル
スウェーデン人
サブタイトル
我々は、いかに、また、なぜ
著者・編者・訳者
イリス・ヘルリッツ著
 
今福仁訳
発行年月日
2005年 12月 16日
定価
2,376円
ISBN
ISBN4-7948-0687-6 
判型
四六判上製
頁数
248ページ

著者・編者・訳者紹介

著者-Gillis HERLITZ(イリス・ヘルリッツ)
文化人類学・民俗学博士。
スウェーデン外務省・国連職員としてアジア・アフリカ諸国にて勤務。
現在、海外へ赴くスウェーデン人のための研修機関 The Swedish International Development Authority 所長兼教官。
異文化接触に関する著書多数。

訳者-今福仁(いまふく・じん)

内 容



 北欧はおそらく現在日本で最も知られていないヨーロッパ地域のうちの1つだが、その中でスウェーデンは、ノーベル賞の歴史に示される科学技術水準と地理的規模、ならびに特異な国民性において突出した国である。本書は、そのうち、特にスウェーデン人の特質について、スウェーデン人と接触する可能性のある外国人が困惑することのないように解説をした書である。その点で、筆者は民族学研究者でありながら、学問的正確さは失わずに、一般向けに日常的事例を挙げてスウェーデン人とはいかなる国民かを活写している。
 本書は1987年の初版以来、各国語に翻訳され、スウェーデン研究の第一書とされてきたが、このたびスウェーデンへの移民が一世代増えたことと相まってスウェーデン人と外国人とのかかわり方にも変化が見られてきたことから、新たに稿が改められ新章も追加された。これを機に、日本語訳を今回世に送ることとなった次第である。
 スウェーデンを訪れた日本人は、だれもが一様にある違和感と懐かしさを経験する。それは、スウェーデン人が、我々がテレビや映画でなじんでいるアメリカ文化とは異なる行動・思考様式をもっているがゆえの違和感であり、彼らが国家と周囲から与えられる安寧のためにむしろ現代の我々日本人がなくした友愛心と律儀さを彼らがもっていることに基づく懐かしさである。本書により、これらの由来を知った外国人は、スウェーデン人とよりよくつきあい、スウェーデンでよりよく活動できることだろう。
 本書は、とかく国際的視野を書く我々日本人にとっては、スウェーデン人に限らず外国人一般を、その人そのものとして見る視座を与えてくれる書であるとも言えるだろう。


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