90年代末以降の変化と最新の研究動向をふまえ情報を刷新! 新生・ラ米地域研究入門書の決定版

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タイトル
ラテンアメリカ研究への招待
著者・編者・訳者
国本伊代・中川文雄編
発行年月日
2005年 11月 25日
定価
3,456円
ISBN
ISBN4-7948-0679-5 
判型
A5判並製
頁数
388ページ

著者・編者・訳者紹介

編者-国本伊代(くにもと・いよ)
中央大学商学部教授。
歴史学・ラテンアメリカ近現代史専攻。
『改訂新版 概説ラテンアメリカ史』など。
中川文雄(なかもと・ふみお)
城西国際大学人文学部教授。
筑波大学名誉教授。
ラテンアメリカ地域研究、比較文化論専攻。
『ラテンアメリカ 人と社会』(共編著)など。

内 容



 1997年の初版刊行以来、本書は多くの読者を得て、ラテンアメリカ地域研究の入門書として定着してきました。このたび改訂版を出すこととなったのは、90年代末以降現在までにラテンアメリカに起きた変化が極めて大きく、情報の更新が必要となっていたためです。また歴史的な事象や社会の特徴に関する解説などは生かして全体のバランスをとりながら、旧版と同じ著者10名がそれぞれ担当する章に手を加えて、21世紀初頭の激動するラテンアメリカ事情を総合的に理解するための情報と手段を盛り込みました。
 90年代のラテンアメリカ諸国は、世界を席捲したネオリベラリズム(新自由主義)の大きなうねりに巻き込まれ、旧版が執筆された時期には想像もできなかったことが各国で起こりました。71年間一度もクーデターを経験せず、一党支配体制がつづいたメキシコにおいて、2000年の大統領選挙で野党が勝ったことはその一例です。この〈多様化しながら成熟するラテンアメリカ〉を総合的かつ体系的に学ぶ糸口として、複雑な状況を簡潔に整理・解説している点が、地域研究入門書としての本書の特徴といえます。
 ラテンアメリカは南北アメリカ大陸とカリブ海域を含む広大で多様な地域からなり、現在、33の独立国と11の非独立領土が存在しています。資源に恵まれ、世界の中進国の地位を占めるラテンアメリカ諸国の多くは、これまでも常にその未来が期待された国々でしたが、21世紀こそ〈ラテンアメリカの世紀〉であるとされる現在、新しく内容の刷新をはかった本書は、この地域をより良く理解する手助けとなることでしょう。

[改訂新版での加筆]
  • 政治…米州をめぐる国際環境の変化、ラテンアメリカ=EU間の協調関係など
  • 経済…九〇年代以降の構造調整政策・経済自由化を経てより深刻化する社会経済問題など
  • 文化…文学、音楽、映画、美術の新しい動向/メキシコ(PRIの一党独裁終焉とその後の政治状況他)、ブラジル(ルーラ労働者党政権の発足以後)の新たな社会状況
  • 中米、カリブ、ラプラタ各地域およびアンデス諸国の最新情報など


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