生誕から200年、いまだ世界中で愛され続ける作家の魅力を「塩=ユーモア」の視点で読み解く「塩=ユーモア」の視点で読み解く

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タイトル
アンデルセンの塩
サブタイトル
物語に隠されたユーモアとは
著者・編者・訳者
ヨハネス・ミュレヘーヴェ著
 
大塚絢子訳、今村 渚編集協力
発行年月日
2005年 2月 17日
定価
2,376円
ISBN
ISBN4-7948-0653-1 
判型
四六判上製
頁数
256ページ

著者・編者・訳者紹介

著者-ヨハネス・ミュレヘーヴェ
1937年1月4日コペンハーゲン生まれ。
コペンハーゲン大学で神学を学ぶ。
牧師、作家、講演者。
「その年を代表する作家」(1980年)、「アンデルセン賞」(1986年)、「子ども向けの作家の大賞」(1993年)、「デンマークで最も愛される作家」(1994年)など、多数の称号を受賞。『すべての子どものための聖書?小さな子どもへの大きな話』、『アンデルセンの人生を子どもに語る』、『愛のあるところ?60の事例?』、『私の転期?差異と平等?』等の著書はいずれも重版され、デンマーク国内で最も有名な作家の1人とされている。

内 容

 アンデルセンは、物語を書くにあたって自身の日記を生きた材料にしていました。つまり、彼の物語は彼自身、もしくは彼の人生の投影なのです。ですから、特に幼少時代などに辛い日々を送ってきたという彼の作品は、素直に幸せだと感じられるものよりも、どちらかというと、どうしようもない寂しさや人間の愚かさなどを描いたものが多いのです。それゆえ、本当の人間の姿、本当の世の中を「物語」というフィルターを通して巧みに表した彼の作品は、人生経験を積んだ大人にこそ訴えかけ、理解が得られるのかもしれません。
 アンデルセンが生きていた時代から100年以上の時が経過していますが、なぜいまだに彼の作品は世界中で受け入れられているのでしょう。その理由は、彼が物語に盛り込んだ「ユーモア」にあるようです。
 本書では、その「ユーモア」に焦点をあてて話が進められていきます。本書を読み終えたとき、アンデルセンの才能を再認識させられたのはもちろんですが、彼が意図していたことを鋭く分析した著者の着眼点にも驚かされました。
 2005年は「アンデルセン生誕200周年記念」の年です。アンデルセンを世界中の人に知ってもらうことを目的に、地元デンマークをはじめ、世界各地でさまざまなイベントが催されます。本書を翻訳出版するにあたっては、アンデルセン物語と関連のあるデンマークの観光スポットなどの写真を織り込んで視覚に訴えるという演出も行いました。本書を手にして、アンデルセンをより身近に感じるデンマークへの旅に出かけてみてはいかがですか。

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