19-20世紀前半のマヤ学の成果を総合化した名著!

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タイトル
マヤ文明の興亡
著者・編者・訳者
J.エリック・S.トンプソン著
 
青山和夫訳
発行年月日
2008年 12月 19日
定価
4,860円
ISBN
ISBN978-4-7948-0784-7 
判型
A5判上製
頁数
432ページ

著者・編者・訳者紹介

著者-J.Eric S. THOMPSON(J. エリック・S. トンプソン)(1898-1975)
20世紀を代表するマヤ考古学の「長老」。
エリザベス2世によって新大陸考古学者として初めてナイトの称号を授けられた。
訳者-青山和夫(あおやま・かずお)(1962-)
茨城大学人文学部教授(マヤ文明学、メソアメリカ考古学、文化人類学)。
新大陸考古学者として初めて日本学術振興会賞と日本学士院学術奨励賞を受賞。

内 容

 本書は20世紀を代表するマヤ考古学者トンプソンの代表作の全訳である。
 1954年の初版刊行後、スペイン語にも翻訳され、20世紀最大のマヤ文明のベストセラーとなり、今なお多くの研究者や旅行者に読まれている名著である。日本ではマヤ文明といえば、「謎・神秘の古代文明」として様々に誤解されているが、本書はそうした「神秘的なマヤ文明観」の起源や形成を知る上でも欠かせない。トンプソンはマヤ考古学、言語学、民族学に関する250を超える著作(本・論文など)を出版したが、本書はその初の邦訳である。
 本書出版後の調査研究によって、トンプソンの様々な学説は否定されている。しかし、トンプソンが収集した考古資料、民族史料やマヤ文字の研究は、今日なお大きな価値を有している。数多くのマヤ学者が最高権威だったトンプソンの学説を実証的に否定することによって、マヤ考古学の研究は大きく進展したのである。これは、人文社会科学には「絶対的な真理」はなく「相対的な優劣」があるだけという学問の一つの真実を示しているともいえよう。困難な野外条件に立ち向かい、19-20世紀前半のマヤ学の成果を総合化した本書の偉大な業績を乗り越えることで、より客観的でより科学的なマヤ考古学が発展したのである。

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