「規格外の夫婦」が歩いた欧州縦断の旅の記録!生活感溢れる“セルフ・ライフ”のすすめ。

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タイトル
夫婦で歩き描いたヨーロッパ縦断4000km
著者・編者・訳者
山浦正昭著
 
絵=山浦敬子
発行年月日
2006年 5月 24日
定価
1,944円
ISBN
ISBN4-7948-0701-5 
判型
四六判並製
頁数
248ページ

著者・編者・訳者紹介

著者-山浦正昭(やまうら・まさあき)
1943年、東京葛飾生まれ。
カントリーウォークの普及、指導にあたるほか、日本の歩く旅事情の向上を目指して活動を続けている。
(財)日本ユースホステル協会研究員。
著書『地図を片手に歩く旅』(NHK出版)、『歩く道は、ぼくたちの学校だぁ』(新評論)など。

内 容


 「1頭の馬に2人乗るより、2頭の馬に別々に乗るほうがより自由で確実に進める」100組の夫婦がいれば100通りの夫婦がある。私たちのような規格外の夫婦がいてもいいのではないだろうか。私たち夫婦は10年かけて、デンマーク〜フランスのヨーロッパ徒歩縦断を敢行した。
 歩きはじめたのは、1993年。私は49歳、パートナーの敬子さんは42歳のときで、まだまだ「ウォーキング」という言葉が今ほど市民権を得ていないころで、海外旅行といえばイコール非日常的な日々を送ることであった(つまりリッチに)。そんな当時に、大きなリュックを背負って、キャンプやユースホステルを利用してヨーロッパ歩きの旅をする私たちはきっと「変わり者」という単語でくくられていたのだろう。しかし、ひとたびヨーロッパへ出向いて歩きだせば、私たちはごく普通のカップルだった。重いザックを背負って、悪天候の日も、険しい山道も、自分の足で歩き通した体験によって、どんな険しい道のりでも「恐れず、逃げず、退かない」という精神が体内に染み込んだようにも思う。
 働き盛りの年代を高度経済成長期に通過した人たちが、これからどんどんと高齢者になっていく。年金の問題、介護の問題など、今後予想される社会環境は決してバラ色とはいえない。そんななかでより有意義な人生を送りつづけるための一つの方法として「歩く旅」と取り入れてみてはいかがだろうか。
 高齢者に限ったことではない。これから人生を歩んでいくのに、今までのようなコストとエネルギーの浪費をするような方法ではすぐにエンストを起こしてしまう。これからは、もっと地に足をつけて、自分のことは自分で行う「セルフ・ライフ」を心がけなければならない。
 夫婦である以上、目標は同じだが、互いを束縛しないで、それぞれが自立して自分の道を確実に進んでいく。そんな生活感を「歩く旅」から感じ取っていただければ幸いである。

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