北京、大連、無錫、温州、広東の現場から、活力溢れる民営中小企業の現状と課題を展望

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タイトル
現代中国の民営中小企業
著者・編者・訳者
(社)経営労働協会監修
 
関満博編
発行年月日
2006年 2月 22日
定価
8,856円
ISBN
ISBN4-7948-0692-2 
判型
A5判上製
頁数
720ページ

著者・編者・訳者紹介

編者-関満博(せき・みつひろ)
1948年、富山県生まれ。
1976年、成城大学大学院経済学研究科博士課程修了。
現在、一橋大学大学院商学研究科教授 経済学博士。
編著書に『ベトナム/市場経済化と日本企業』(編著、新評論、2004年)、『世界の工場/中国華南と日本企業』(新評論、2002年)、『台湾IT産業の中国長江デルタ集積』(編著、新評論、2005年)、『地方小都市の産業振興戦略』(編著、新評論、2004年)、『インキュベータとSOHO』(編著、新評論、2005年)、『現場発 ニッポン空洞化を超えて』(日経ビジネス人文庫、2003年)、『現場主義の人材育成法』(ちくま新書、2005年)『ニッポンのモノづくり学』(日経BP社、2005年)など多数。
受賞 
1994年 第34回エコノミスト賞、
1997年 第19回サントリー学芸賞、
1998年 第14回大平正芳記念賞特別賞。

内 容



 中国が開放政策に踏み出して4半世紀が過ぎ、北京オリンピック、上海万博開催が予定されている。それは開放政策の30年の総仕上げであり、また、次の30年へのスタートとなるであろう。
 著者の中国における企業との付き合いは、80年代末の郷鎮企業(町営の集団所有制企業)、国有企業からであり、その後、日本企業、台湾企業と重なっていった。99年夏に訪れた郷鎮企業の本場である江蘇省の無錫の現場で著者は意外な思いをさせられた。幹部たちは口を揃え「わが市には郷鎮企業はすでにない。すべて民営企業に変わった」と言い放っていた。また、そこで出会った若い経営者からは「目指すは『ドイツの品質』 『中国の価格』、そして『日本のサービス』」という言葉が吐き出されてきた。中国は民営化企業の時代を迎えつつあるといことを痛感させられた。
 現代の中国民営企業を議論していく場合、まず無錫と温州は欠かせない。中国郷鎮企業の故郷であり、それが21世紀に入ってからどのような方向に向かっているか。さらに90年前後から登場してきた北京のソフト産業の現在と将来が問題にされる。そして、以上に加え、プレ調査を通じて、大連と広東の珠江デルタは、中国民営企業の新たな動きを先導しているように思えた。以上のような点に着目し、本書では中国民営企業の現状と構造的な意味を問い、そして、これから乗り越えるべき課題を明らかにしていく。

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