古典的経済理論を現代に応用し、隠れた債務に焦点を当て、今後の地方財政赤字処理策を展望

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関連ワード
政府債務の世紀
タイトル
サブタイトル
国家・地方債務の全貌
著者・編者・訳者
桜井良治著
発行年月日
2004年 5月 25日
定価
3,300円
ISBN
ISBN4-7948-0627-2 
判型
A5判上製
頁数
280ページ

著者・編者・訳者紹介

著者-桜井良治(さくらい・りょうじ)
1951年、新潟市に生まれる。
1987年、東京大学大学院経済学研究科博士課程所定演習単位取得。1988年から、沖縄大学専任講師、1990年から同助教授。1992年から静岡大学法経短期大学部助教授、1994年から同教授。1995年から静岡大学人文学部教授となり、現在に至る。(財政学担当)
主な著書『分権的土地政策と財政』(ぎょうせい、1997年)、『日本の土地税制』(税務経理協会、1998年)。

内 容

 本書は、著者が15年間大学で財政学の講義をしながら沸き起こってきた様々な疑問に答えているため、日本の財政の現状という最も興味深い対象について探求しながら、財政の基本問題について学べる内容になっている。また、国家予算、公債、財政投融資、地方財政への国家の支援策、国民負担率等の財政の基本課題について説明しているため、日本財政の全体構造についての基礎知識が得られるようになっている。
 従来のテキストとは異なって、財政を年々の国家予算のフローの面だけでなく、特別会計や財政投融資残高というストックの面からも説明しているので、財政学を身に着けてから財政実態に応用するのではなく、財政実態を学ぶ中から新しい財政学を探究する構造になっている。

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