ダウン症や自閉症等、ハンディをもつ子どもたちを生き生きと育む「権利教育」の現場から

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関連ワード
学びへの挑戦
タイトル
サブタイトル
学習困難児の教育を原点として
著者・編者・訳者
小笠毅著
発行年月日
2000年 6月 30日
定価
1,760円
ISBN
ISBN4-7948-0492-X 
判型
四六判上製
頁数
240ページ

著者・編者・訳者紹介

著者-小笠毅(おがさ・たけし)/1940年徳島県生まれ。立命館大学卒業後、不二家、ほるぷ社を経て、現在、学習困難児のための塾として有名な「遠山真学塾」を主宰。著書に『ハンドブック子どもの権利条約』(中野光との編著)岩波書店、1996年、『ハンディをもつ子どもの教育』(広瀬智子との編著)日本評論社、1997年、『数が苦から数学へ』(長谷部研一との編著)あゆみ出版、1998年、他。「遠山真学塾」〒180-0022 東京都武蔵野市境1-2-1丸十ビル5F TEL0422-54-4709 FAX0422-54-4425

内 容

 世紀末的な時代風潮のなかで、子どもや若者をめぐる事件が、次々に生起している 。一方で文部省を中心に教育改革が叫ばれ、新学習指導要領が改訂され、30人学級の実現や学校教育の地方分権化も急がれはじめた。もう一方でマスメディアが伝える「 学級崩壊」「不登校」「いじめ」「自殺」等々の子ども社会の崩壊現象も、豊かな経済社会とは裏腹に、確実に増加しつつある。
 なぜ、いま、このような状況になったのか。本書はその背景に「権利教育」の欠如があるとし、自他の権利関係を認証できないような、教育システムの存在を、「子ど もの権利条約」を縦軸に、インクル−ジョン教育を横軸に、障害児教育を原点に捉えて分析し、解決への糸口を模索している。
 スウェーデンなどの北欧諸国の教育事情をも紹介しながら、日本の教育の未来を問う。

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