永世中立国、時計の国、ハイジの国、美しいアルプス等、日本人が憧れるスイスとスイス人の真髄を多面的かつユニークに綴ります。

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タイトル
スイスの使用説明書
著者・編者・訳者
トーマス・キュング&ペーター・シュナイダー著
 
小山千早訳
発行年月日
2007年 3月 2日
定価
2,700円
ISBN
ISBN978-4-7948-0726-7 
判型
四六判上製
頁数
276ページ

著者・編者・訳者紹介

著者-Thomas KUENG(トーマス・キュング)
1956年スイス生まれ。
映画評論家。
放送劇作家。
チューリヒ在住。
Peter SCHNEIDER(ペーター・シュナイダー)
1957年ドイツ生まれ。
心理学者。
大学で教鞭を取る傍ら、コラムニストや風刺作家としても活躍。
チューリヒ在住。

内 容



 スイスは、日本でも人気の高い国の一つではないだろうか。グアムや東南アジアのように気軽に行ける場所ではないが、訳者が日本に帰って初めて会った人にスイスに住んでいることを話すと、「いいわねえ、スイスは憧れの国なのよ」などと言われることが少なくない。また、永世中立国であることや美しいアルプスの国であることもよく知られているようであり、スイスは日本にとって比較的身近な国といえるようだ。だが、逆に言うと広く普及しているのはこれらのステレオタイプのスイス像だけであり、スイス人がどんな人々なのか、どんな生活を送っているのかという実態を知る人はあまり多くないのかもしれない。
 本書は“スイスの手引き書”である。歴史や政治、観光、行事など実に多様なカテゴリーを網羅している。実は、訳者は初めて原書を読んだとき、何度も笑わずにはいられなかった。「そうそう、その通り! スイスってそうなの。スイス人ってまさにそう!」と思わず膝を打つ記述が、ユニークにそしてまた皮肉っぽく全体にちりばめられているのだ。その文章スタイルもまたスイスらしい。数日の観光旅行では見通せない、その地に住んでこそ触れることのできるスイスの「真髄」を、本書でぜひみなさまにも体験していただきたい。
 原書はドイツ人を対象として書かれているので、ドイツ人との比較が多く出てくるが、これも見方を変えれば1冊で2つの国を知ることができるわけで、読者にとって一石二鳥だろう。本書を通じて、これまで日本であまり知られていなかったスイスの多面性を少しでも伝えることができれば、そして同時に訳者が経験した笑いを少しでもおすそ分けできればと願う。

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