美しい街に暮らす人々、家族、文化の魅力を清冽な筆致で描く好評ラトヴィア紀行第2弾です。どうぞ堪能して下さい!

ちなみに著者の黒沢さんは今年(2007年5月)に天皇、皇后両陛下が訪問したときに通訳をするんです。すごいですね!!

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タイトル
ラトヴィアの蒼い風
サブタイトル
清楚な魅力のあふれる国
著者・編者・訳者
黒沢歩著
発行年月日
2007年 1月 31日
定価
2,592円
ISBN
ISBN978-4-7948-0720-5 
判型
四六判上製
頁数
248ページ

著者・編者・訳者紹介

著者-黒沢歩(くろさわ・あゆみ)
茨城県東海村出身。
1991年モスクワ留学後、93年日本語教師として渡リーガ。
97年ラトヴィア大学にて文学修士号取得。
在ラトヴィア日本国大使館勤務を経て、現在ラトヴィア大学講師。
著書に『木漏れ日のラトヴィア』(新評論、2004)。

内 容



 世界遺産の首都リーガは、美しい建築に目を奪われる石畳の街です。足元には、軒先でひなたぼっこしている猫。「クスクスクス」と声をかけると、思わせぶりに身をひるがえして歩きだしました。しっぽの動きに招かれるように後を追うと、その先に思いがけない中庭がありました。こうして迷路の先を少しずつ解いていくように、私はラトヴィアの人々と触れ合い新しい発見を重ねてきました。
 ここに暮らすのは、夕暮れのおそい夏にはバルト海を泳ぎながら月夜を楽しみ、長い冬には「ピルツ」と呼ばれるラトヴィア式サウナを温泉のようにこよなく愛する人々。彼らはよく歌い、詩を書き、俳句を読み、日本語を熱心に学ぶ親日家でもあります。1991年に旧ソ連から独立を回復して以来、著しい変化を遂げている社会や家族関係において、猫たちは潤滑油のような存在です。
 先だって、国連事務総長に立候補したラトヴィア大統領の真のねらいは、女性として、また東欧の代表としてだけではなく、小国の存在を世界に知らしめることにもあったのでしょう。大統領と国会議長というトップの座をともに女性が占めるラトヴィアでは、いたるところで女性の存在感が見逃せません。
 本書には、今日のことが明日にはもう過去の記憶になってしまうという激流のなかにありながら、したたかに息づいている文化習慣と家族関係のあり方を、滞在者の視点から記述しました。日本から遠く離れていても、意外なほど親近感が湧いてくる、どこか懐かしくなる暮らしと風土。清楚な魅力のあふれる国、ラトヴィアへようこそ!

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