ゼロから出発し、日本で事業を興して成功した在日華僑企業家12人の素顔に迫る

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タイトル
華僑のいま
サブタイトル
日中の文化のはざまで
著者・編者・訳者
広田寿子著
発行年月日
2003年 5月 20日
定価
2,376円
ISBN
ISBN4-7948-0601-9 
判型
四六判
頁数
272ページ

著者・編者・訳者紹介

広田寿子(ひろた・かずこ)
大阪府出身。青山学院大学院国際政治経済学研究科修士課程修了。大学院ではタイの華僑社会の研究を行った。大阪日日新聞社、タイ王国大使館(経済投資事務所)勤務を経て、現在フリーランスのライター。2001年以降は在日華僑経営者に的を絞って取材活動を続け、経済誌などに掲載している。

内 容

 本書は、精力的に事業展開している在日華僑経営者12人にインタビューし、その等身大の姿に迫ってみようと試みたものである。
 現在、日本で暮らす中国人は約三九万人で、韓国・朝鮮籍の人に次いで二番目に多い。在日中国人のうちの八割はトウ小平が提唱した「改革・開放政策」の採択(一九七八年)以降に来日した「新華僑」、そして、残りの二割がそれ以前から日本で暮らしている「老華僑」と呼ばれる人たちである。
 いずれのグループのなかにも日本で事業を興して成功している企業家がいる。そのなかでも特に注目されるのは新華僑たちのビジネスである。
 日本人がこれまでに抱いていた華僑のイメージといえば、中国料理店、洋服店、理髪店の経営者などの「三把刀(さんぱとう)」が主だったが、新華僑はコンピュータソフト開発、委託生産、コンサルタントなどさまざまな日本の産業界に参入しているのが特徴となっている。
 この本は、そんな精力的にビジネスを進めている在日華僑経営者十二人にインタビューし、その等身大の姿に迫ってみようと試みたものである。取材では来日した契機、会社を起こすまでの経緯、将来のビジネス戦略、日本社会に対する率直な感想などを質問してみた。私たちの身近なところで暮らしているが、意外に知られていなかった華僑の素顔に興味を抱く人も少なくないことだろう。

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