「教育改革」の根幹は、地域社会と住民自身の中にある

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タイトル
内発的発展と教育
サブタイトル
人間主体の社会変革とNGOの地平
著者・編者・訳者
江原裕美編
発行年月日
2003年 12月 25日
定価
4,104円
ISBN
ISBN4-7948-0613-2 
判型
A5判
頁数
420ページ

著者・編者・訳者紹介

江原裕美(えはら・ひろみ)
帝京大学法学部助教授。比較教育学、ラテンアメリカ地域研究専攻。本書の姉妹編『開発と教育?国際協力と子どもたちの未来』(編著、新評論)など著書多数。

内 容

 本書は、「内発的発展」、すなわち人々自身の内側からなされる社会変革へ向けた教育こそが求められているという視点に立ち、教育研究者、NGO関係者、教育開発の専門家、民衆教育の実践家たちなど20人の執筆者が、国際教育協力の実状を紹介し、その課題と展望を考察するものである。

 いま日本では「教育改革」が叫ばれている。しかし、文科省が巨費を投じて配布する『心のノート』にみられるように、その「改革」は子どもたちの心を反映したものではなく、政府による「上からの押しつけ」にとどまっている。
 本書は、「内発的発展」、すなわち人々自身の内側からなされる社会変革へ向けた教育こそが求められているという視点に立ち、教育研究者、NGO関係者、教育開発の専門家、民衆教育の実践家たちなど20人の執筆者が、国際教育協力の実状を紹介し、その課題と展望を考察するものである。世界各地で、地域に生きる子どもと大人の真のニーズに基づき、住民自身がNGOや民衆組織と共に取り組む個々の教育実践が紹介される。そこからは、いまコミュニティの再編成が切実に求められていること、人々自身の主体的な関与からこそ教育の未来が開かれることが明らかとなる。また、NGOの立場からの発言や、教育開発の根源的課題を考える理論的アプローチなど、多彩な考察が編まれた本書は、「上からの」ではない、「人々自身の教育」を実現するための最良の道標といえる。

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