不確実の時代に、こどもの主体的決断力を育む心のカルテ

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タイトル
あいまいさの精神病理
サブタイトル
迷いの時代と決断できない人々
著者・編者・訳者
清家洋二著
発行年月日
2002年 12月 10日
定価
2,376円
ISBN
ISBN4-7948-0583-7 
判型
四六判
頁数
228ページ

著者・編者・訳者紹介

清家洋二(せいけ・ようじ)
1953年、愛媛県生まれ。医学博士。日本最後の清流といわれる四万十川の支流で育つ。1978年、金沢大学医学部卒業。小児科、精神科を経て、1990年より神奈川県立こども医療センター神経科に勤務。人が不確実な事象に直面したときの迷い、人の決断に伴うこころの揺れや存在の不確実性といった精神現象に関心を持つ。2002年より神奈川県立こども医療センター精神科部長。

内 容

 本書は、こどもや親とのかかわりを通して如何に“人”を理解していくか、それを“あいまいさ”という視点から整理したものである。
 最近、動機不明な少年たちの事件がマスコミに取り上げられ、そのたびに現代のこどもたちが変貌したかのような評論がなされる。はたして本当にそうなのであろうか。
 本書では、まずこどもの暴力やイジメなどを取り上げ、現代のこどもたちに何が起きているかについて触れた。次に、「あいまいさの精神病理」というテーマで、“あいまい”とはどういう現象であるか分析した。さらに、人がこのあいまいな世界に直面したときの迷いや不安から逃れようとする結果、どのような行動を取っているか、またそれが子育てという親の行為を支配し、現代のこどもたちに影響を与えていることに触れ、最後に物事を主体的に決めていけるこどもを育てるための提言を試みている。

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