「創造の拠点」をめざすホールとスタッフ達の挑戦を通じて、オペラの仕事を楽しく解説します。シリーズ第5弾いよいよ刊行です。

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タイトル
びわ湖ホール オペラをつくる
サブタイトル
創造し発信する劇場
著者・編者・訳者
上原恵美・井上建夫・牧野優・初田靖・小野隆浩著
 
(プロデュース/佐藤和明)
発行年月日
2007年 3月 20日
定価
2,700円
ISBN
ISBN978-4-7948-0731-1 
判型
四六判並製
頁数
304ページ

著者・編者・訳者紹介

著者-上原恵美(うえはら・えみ)(滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール館長・京都橘大学教授)、井上建夫(いのうえ・たけお)(びわ湖ホール副館長)、牧野優(まきの・まさる)(びわ湖ホール・舞台制作担当)、初田靖(はつだ・やすし)(びわ湖ホール・制作担当)、小野隆浩(おの・たかひろ)(びわ湖ホール・音響デザイナー)

プロデューサー-
佐藤和明(さとう・かずあき)

内 容


 劇場とは何をするところなのか。現代日本社会においては、「文化会館」という言葉に総称される建物、「ハコモノ」としてのイメージで受け止められているのではないだろうか。
 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールは、1998年9月に開館して以来、「ハコモノ」概念から脱皮して、舞台を創り、観客を創る「創造の拠点」となることを目指して活動してきた。日本のオペラ界の第一人者・若杉弘氏を芸術監督に迎え、オペラを上演するのに最適な四面舞台を持つホールとして、オペラを制作し、観客の創造に努めてきた。
 びわ湖ホールのオペラ制作は、規模と対象とする観客、出演者の選び方が違う3種類のオペラをつくるというものである。それは舞台芸術のあらゆる要素を含んだ総合芸術オペラを自らつくるという貴重な体験だった。そしてこのたびスタッフたちの、オペラの仕事を志す人たちに現場でのノウハウを引き継ぎ、広めたいという願いから、この本をつくることにした。
 まず第1章から第4章までは、びわ湖ホールでのオペラ制作をドキュメントし、オペラ制作に必要な「しごと」、それに要した期間、関わったスタッフなどを具体的に紹介した。第5章では「なぜオペラ劇場なのか」という、他所からみると疑問に思われる点を説明するため、ホールの設立の経緯や準備過程での取り組みについて述べた。そして第6章では、最も大きなオペラ制作であるプロデュースオペラをはじめ、開館してからの様々な取り組みを紹介した。
 いずれも現場で実際に仕事をしてきた者の手による解説であり、現場の息づかいまでが伝わるものとなった。本書がオペラ制作に携わる人たちの参考になるとともに、鑑賞する人たちにとってもオペラをより深く理解する一助となれば幸いである。

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