人間の未来をひらく、僧侶と科学者の最高の対話

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タイトル
掌の中の無限
サブタイトル
チベット仏教と現代科学が出会う時
著者・編者・訳者
マチウ・リカール&チン・スアン・トゥアン著
 
菊地昌実訳
発行年月日
2003年 11月 30日
定価
4,104円
ISBN
ISBN4-7948-0611-6 
判型
A5判
頁数
418ページ

著者・編者・訳者紹介

マチウ・リカール(Matthieu Ricard)
1946年生まれ。フランス人のチベット仏教の僧侶。F.ジャコブの指導の下、分子生物学の国家博士号を取得後、仏教修行の道に入る。著書『僧侶と哲学者』(新評論)。
マチン・スアン・トゥアン(Trinh Xuan Thuan)
1948年生まれ。ベトナム出身の天体物理学者。現在ヴァージニア大学教授。銀河形成理論の指導的専門家の一人。著書『秘密の調べ』『カオスとハーモニー』は欧米で広く読まれている。

内 容

 宇宙や人類の起源をめぐる科学の議論はつねに、私たちが胸の底に抱えた謎を呼び覚ます。「私たちはどこからきたのか?」人間が人間であるゆえに持つこの問いをめぐり、フランス人チベット僧と東洋人物理学者が濃密な議論を交わす。
 宇宙や人類の起源をめぐる科学の議論はつねに、私たちが胸の底に抱えた謎を呼び覚ます。「私たちはどこからきたのか?」人間が人間であるゆえに持つこの問いをめぐり、フランス人チベット僧と東洋人物理学者が濃密な議論を交わす。
 本書の核心は、著者の一人トゥアンの次の言葉が最も雄弁に語っている。
 「科学と仏教をめぐる会話をわれわれは以前から続けていたが、私が今回の対話で学んだ大事な教訓は、仏教と科学の二つの現実観には確かな共鳴と一致があるということだ。現象世界にかんする仏教の記述の一部は、現代物理学、とりわけ量子力学と相対性理論という支柱をなす二大理論の根底にある考え方に驚くほど似ている。仏教と科学の、現実に対するそれぞれの取り組み方は、根本的に違っているとはいえ、克服不可能な対立ではなく、逆に、調和的な相補性へと通じていた。しかもその理由は、両者がともに真理の探究を目指し、真実性と厳密性と論理でその結果を判定するからである。科学は精神性なしには正しい働きはできない。精神性は科学なしには存在しえない。しかし人間は、真の人間であるためにその両方を必要とする」。

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