『南国港町おばちゃん信金―「支援」って何? “おまけ組”共生コミュニティの創り方』(原康子著)『南国港町おばちゃん信金―「支援」って何? “おまけ組”共生コミュニティの創り方』(新評論)刊行記念 原康子さんトークイベント@ジュンク堂那覇店

7月12日(日)15時から、『南国港町おばちゃん信金―「支援」って何? “おまけ組”共生コミュニティの創り方』(新評論刊)の刊行を記念して、著者・原康子さんのトークイベントがジュンク堂那覇店にて開催されました。NPO法人沖縄NGOセンター理事の國吉宏昭さんをお迎えして、絶妙な掛け合いが実に愉快! 大盛況のうち無事終了致しました。
ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました!イベント詳細、当日の様子は、下記をご覧ください。

インドの港町で発見!
こんなところに日本のおばちゃん
~「勝ち組」でも「負け組」でもない「おまけ組」共生コミュニティって? ~

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★7月9日(木)RBC琉球放送/ラジオ「団塊花盛り!」  に、『南国港町おばちゃん信金』著者・原康子さんが、ジュンク堂書店那覇店の店長・森本さんと「おすすめ!この1冊」コーナーで生出演された様子です!
 猛スピードで新興国へと成長したインド。いまだ「成長 神話」に取りつかれている日本。国境を越えた競争社会の中では超が付くほどの「負け組」とされるスラムのおばちゃんたちが、ぜんぜん別の社会モデル、「おばちゃん信用金庫」という共生コミュニティを作り出した⋯⋯そんな活動があります。
 港町で信金を立ち上げ、共生コミュニティを創り出そうと、明るくしたたかに奮闘する南インドのおばちゃんたち。そのおばちゃんたちに時には大笑いさせられ、時には泣かされ、時には激怒させられつつ、とうとう「援助しない技術」を身につけたプロジェクトマネージャー原康子。
 おばちゃんたちに七転八倒させられた経験を包み隠さずお話しすることで、スマートな国際協力ストーリーとは一味違う、インドと日本の往復運動を感じていただくイベントです。

『南国港町おばちゃん信金―「支援」って何?
“おまけ組”共生コミュニティの創り方』(新評論)刊行記念/
著者・原康子さんトークイベント

概 要

出演者プロフィール

◉話し手 原 康子(はら・やすこ)
 国際協力コンサルタント、コミュニティ開発専門家。
 ウサンクサイ肩書きだが、もし「コミュニティ開発検定試験」なるものがあったなら、実技はともかく、筆記で落ちるタイプ。途上国の農村や都市のスラムのおばちゃんたちと、自信や自尊心を高め合い、共生のコミュニティを創る「お節介」が仕事、という看板は掲げているが、現在、開店休業中。昨秋の出版を機に、仕事も入り、2作目の「“おばちゃん本”も出版できるかも?!」との期待が高まる一方、出版した本の内容のせいで、休業期間延長のおそれも十分にあり得る、と本人は考えている。
 亥歳、岐阜県出身、ネパール在住。
◉聞き手 國吉宏昭(くによし・ひろあき)
 NPO法人沖縄NGOセンター理事。
 「何か面白いことないかな~」が口癖の少年の心を持ち続けている66歳。
 20代前半には沖縄の民芸陶器やちむん(お土産品店)を始めながら不動産業を営み、30代前半では青年会議所に所属。40代ではボランティア活動にも力を入れ、沖縄ベトナム友好協会に所属。沖縄NGOセンターの前身である沖縄NGO協議会事務局長も務める。2000年にはNGO前島アートセンターを立ち上げ、アートによる町づくりに10年間取り組んだ。50代ではNGO沖縄県立美術館支援会happを設立。60代ではNPO法人沖縄ある記を設立。中には始めたものの、解散したものも多少アリ…。
 と、見るからに経験豊富なのは、“夢”を持つことを忘れていないから。
 面白いことがあればどこにでも駆けつける! がモットーの自称“ボランティアおじさん”。沖縄県出身、沖縄県在住。