『ラーゴムが描く社会』出版記念 鈴木賢志さんトークイベント開催(横浜・ブックスTangerina、8/1㈮)

2025年8月1日㈮、スウェーデンの、多くを求めすぎない「ちょうどよい状態」=「ラーゴム」の考え方から私たちが学べることとは……『ラーゴムが描く社会』を出版された明治大学教授でスウェーデン社会研究所の鈴木賢志先生をお招きしたトークイベントを8月1日㈮に開催します。

 明治大学教授でスウェーデン社会研究所の代表理事も務める鈴木賢志さんは、スウェーデンには、周りのことも考えて多くを求めすぎない、「ちょうどよい状態」を美徳とする「ラーゴム」という考え方が根付いていると言います。スウェーデン人のライフスタイルだけでなく、国の政治や経済、社会システムにも力強く息づいている、この「ラーゴム」の精神が、日本社会の今後のあり方を考えるヒントともなるのではないかと、鈴木さんはこの度、『ラーゴムが描く社会』(新評論)を出版されました。

『ラーゴムが描く社会』

 国民の幸福度が高いことで知られるスウェーデンから私たちが学べることは何か。ブックス Tangerina では鈴木さんをお招きしたトークイベントを8月1日㈮に開催いたします。

 鈴木さんは、いまアメリカを中心に、社会の中で分断や対立をあえてつくり出し、それを煽ることで支持を拡げるという手法が蔓延しているけれど、スウェーデンが歩み続ける「ラーゴム」の道は、その有力なアンチテーゼとなるはずだと言います。もちろん、そこには悩みも揺らぎもあるということで、それを含めて、私たちが豊かに生きるヒントとしてお話いただきます。

イベント概要

  • 日 時:2025年8月1日(金) 19時〜(20時30分終了予定)
  • 会 場:ブックス Tangerina
    横浜市青葉区美しが丘1-10-13 USビル3階
    (たまブラーザ駅北口より歩いて4分)
  • 参加費:無料
  • 参加方法:席に限りがあるため、
    ご参加を希望される方は事前に下記メールアドレスまでご連絡ください。

プロフィール

鈴木賢志(すずき・けんじ)
鈴木賢志 明治大学国際日本学部教授・学部長、一般社団法人スウェーデン社会研究所代表理事・所長。
1997年にスウェーデンに渡り、ストックホルム商科大学欧州日本研究所に約10年間勤務。
日本と北欧の社会システムの比較研究を専門とする。

『ラーゴムが描く社会』出版記念 鈴木賢志さんトークイベント開催(横浜・ブックスTangerina、8/1㈮)