12月 16 2009

緊急!近刊告知『ギヴァー 記憶を注ぐ者』2010年1月7日刊行予定

『ギヴァー 記憶を注ぐ者』

時は近未来。生まれ育った理想郷の秘密を知った少年は、真実をとりもどす旅に出る…SFの古典的名作が新訳で再生!

アメリカのベストセラー作家ロイス・ローリーの代表作『The Giver』。

世界中にファンをもつこの作品、日本でも1995年に邦訳『ザ・ギバー』が講談社から刊行され、熱狂的な愛読者を獲得したのですが、残念ながら長らく絶版になっていました。

「もう一度読みたい」「人に勧めたい」という声に応え、このたび小社より新訳で刊行いたします。

どうぞご期待ください!!

  • 四六判上製・予270頁
  • 書籍価格:1500円+税
  • 2010年1月7日
  • 内容紹介:

     本書は、アメリカの児童文学作家による近未来小説です。とはいえ、その魅力はとうてい児童文学の枠に収まるものではありません。シンプルかつ綿密な設定、心おどるストーリー展開、とぎすまされた文章、そして人生について深く考えさせる巧みな構成は、大人から子どもまで幅広い年齢層の読者を魅了しました(原作は累計五三〇万部を記録)。日本でもいちど邦訳(掛川恭子訳『ザ・ギバー』講談社、一九九五)が出ましたが、残念ながら絶版となっていました。しかしその人気は根づよく、大勢の「ギバー・ファン」たちがインターネット上で作品の魅力を語り合い、またこんなふうに嘆きあってきました。「これほどおもしろい本が手に入らない、人に薦められないのはもったいない」。今回の新訳版は、(訳者を含めた)そうしたファンたちの思いの結晶でもあります。
     作品の舞台は遠からぬ未来(あるいはひょっとしたら現代)、管理社会下の人間の葛藤を描いたディストピア寓話です。最小の道具立てで極上のエンターテインメントが展開していき、あっというまに物語の中にひきこまれます。しかも、家族、職業、愛、生と死、幸福、歴史と未来など、私たちが生きているかぎり考えつづけるであろう重たい、けれども大切な問題についてのヒントが、静かに、深く、豊かに織りこまれています。
     最後にあらすじをほんの少し。主人公はもうすぐ一二歳になる少年で、名前をジョナスといいます。彼の住むコミュニティは、いっさいの苦痛も不便もなく、とても安全・平穏で、まさしく理想郷です。けれど、そこには何か重大なものが欠けているようです。まもなく一二月、すべての子どもが職業を授けられる「一二歳の儀式」の日が訪れ、ジョナスはコミュニティでただ一人の「記憶の器」【レシーヴァー】に任命されるのですが…。このつづきはぜひ、新訳版で。
    (しまづ・やよい 翻訳家)

  • 著者紹介:
    著者-Lois LOWRY(1937-)-
    ハワイ生まれ、アメリカの児童文学作家。
    陸軍の歯科医将校だった父について各地を転々とし、少女時代を東京で過ごす。
    『ふたりの星』(講談社)と本作で,世界的に名高い児童文学賞ニューベリー賞を2度受賞。
    邦訳に『サイレントボーイ』『ドリーム・ギバー』など。

    著者L. ローリー(写真cNeil Giordano) 著者L. ローリー(写真©Neil Giordano)
  • 書店様向け特別注文票(12月18日[金]まで)[PDF]giver0091127-pdf
  • 「読んでみたい」と思わずにいられない!小学校6年生が書いた紹介文[PDF]
  • 旧版の情報:旧版(絶版)『ザ・ギバー 記憶を伝える者』@Amazon

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